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宇宙気候学の開拓(おもしー305)

タイトルにした

「宇宙気候学の開拓」は宮原ひろ子先生の業績です。


「年輪から太陽の活動読み解く」(2023.4.30読売の顔Sunday)に

太陽の活動などがどのように地球の気候に影響しているのかを調べる「宇宙気候学」を開拓した。

太陽の活動は通常、約11年の周期で強弱を繰返す。

だが、地球の気温が下がった17~18世紀は、その周期が約14年と長めだった

周期を明らかにする「道具」は、木の年輪だ。

放射性炭素の量を調べる

1枚づつ削って分析する地道な作業だが、

「証拠を見つけたときのわくわく感は、眠れなくなるほどで、他には変えられない」

現在取り組むのは、中国から取り寄せた白と茶の縞模様が残る石灰岩の分析

数十万年前までの太陽活動などを1年ごとに読み取ろうとしている

などとありました。


水素原子から電子が剝ぎ取られH+の水素イオンになる

剥ぎ取るエネルギーは、太陽の表面の大きな爆発のようなコロナと呼ばれる100万度以上の熱エネルギー。

太陽系の重量の99%を占める太陽の強い重力でも、

生成された水素イオンなどを繋ぎ止めることができず、

太陽と呼ばれる恒星は、太陽系空間に放出している。

その量は、毎秒100万トン。

それが太陽から来る風、太陽風。

その水素イオンが95%を占めている太陽風と呼ばれるものが強くなると、

地上の送電網が広いアンテナのようになり、大規模な停電を起こしたり、

宇宙空間の衛星の機能を破壊したりする。

11年ごとに、その強弱が観測されている。

ちょっと横道でした。


ともあれ、

太陽系第三惑星である地球の環境は、太陽系の恒星である太陽に強い影響を受けていると、

僕は、そのことを、感覚的というか、概念的というか、当然のことのように受け止めるけれども、


地球の気候に与えた影響を、

木の年輪1枚1枚から分析していただいて、

証拠を示され、

地球の気候が太陽活動に影響を受けているとする宇宙気候学を開拓いただけた先生が、

冒頭の宮原ひろ子先生。

研究され、証拠をおおやけにしていただいて、ありがとうございます。


先生の、

「わくわく感は、眠れなくなるほどで」は、

すばらしい。


やっぱり、好きなことって、最強だなあ。


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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