えー。
ドーパミンを薬で補充できる?
そんなこと、あるんですねえ。
だって、ドーパミンは快楽物質とも呼ばれているし、
脳が分泌するんです。
どんな時かといいますと、
楽しいことをしている時、
達成したかった目標に至った時、
認められたり褒められた時、など。
分泌されれば、さらに、 やる気をが出てくる。
好きなことをして楽しかったりすれば、ドーパミンが出て
また、したくなると脳が判断する。
やっぱり、
どこかで書いたけれど、成功はさらに成功を呼びます。
そんなドーパミンを薬で体外から脳に補充できる?
「脳のドーパミン不足して 薬による働き日々実感」(2023.5.11日本海)では、
パーキンソン病は、 ドーパミンを作る神経細胞が死滅していく病気
作れないなら外から補充すればいい
ドーパミンを直接飲んでも、脳の関所のような所で異物と判断されてはじかれる
前段階の「前駆物質」に”変装”してくぐり抜ける
脳内でドーパミンに変化して働き始める
関所をくぐり抜けた薬が脳内で一気にドーパミンに変わる瞬間をはっきりと体感できる
私的に最も近いなと思うのは、萩本欽一さんが司会を務めているテレビの全日本仮装大賞で審査の点数が一気に合格ラインを超えていく場面
などとありました。
あくまで、お医者様が判断なされての処方としての投薬なのですが、
それにしても、
縦に並んだ点数の棒グラフの明かりが、一気に、合格点に急上昇する様は、
どなたが見ていても、
確かに 快楽など プラスの感情を 感じさせる と 思っている。
何ごとにしても、出来たときや、認められた時は、そりゃあ嬉しいですよ。
昨日の宮原先生の「わくわく感は、眠れなくなるほど」もそうだろうし、
一気に、
持っているものの相場が上がる、とか、
ギャンブルにしても、一攫千金、万馬券など、
そんな類の単語は、諸々あると思う。
ヒトは、たまにしかなくても、そんな体験をよく覚えている。
たぶん、
ドーパミンを分泌する神経細胞さんは、
いっつも出してくれているわけではないと思う。
出しっぱなしでは、
インシュリンをいっつも出さざるを得なくて膵臓細胞が疲弊してしまい糖尿病が悪化してしまうように、
脳内の神経細胞さんにもお休みが必要。
お休みというよりも、特別な時に出してくれる。
特別な時とは、ほんのたまにであり、日常的ではない。
それにしても、
脳の関所、血液脳関門と呼ばれているようですが、
とても不思議、かつ、すごい。
動脈血として、どくどく送られてくる成分を仕分けしている?
そんなことが、できている ということ。
薬の処方や、その匙加減って、
相当難しいように思う。
(薬嫌いで、栄養ドリンクなども嫌で、たぶん、30年以上飲んでいません。)
レボドパ。
1960年代に開発された、この薬が、外から補充するお薬の名前だそうです。
なにか、ドバっとした効果があるような。
ちょっと、こわい。
でも、苦しまれている患者様には大切なお薬。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」