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10年、20年、30年、そして来年は35年。(おもしー536)

「失われた30年」といわれて久しい。

日本は「衰退途上国」になった

衰退途上国は低い生産性の伸びを続けて為替レートが安くなり、インフレになっても所得がさほど伸びず先進国よりもはるかに低い所得になる。

発展途上国は高い生産性の伸びを続けて為替レートが高くなり、インフレになっても所得がそれ以上に伸びるので所得が先進国に追いついていく。

日本経済がこのまま低成長を続けた場合、心配なのは貧しくなる中で格差社会になっていくことだ。国全体が低成長を続けても、グローバル化した大企業や一部のベンチャー企業は生産性を向上させて社員の給与を引き上げていくことができる。だが、国内で生産性が低迷する大部分の中小企業の社員は、所得が伸び悩んだままとなるからだ。

などと

「「衰退途上国」からの脱却 「積極財政で成長」幻想 捨てよ」(2023.12.28日経)にありました。


格差社会・中小企業社員の所得伸び悩みは、

今に始まったことではなく、相当な期間進行しており、更に深く沈む。


日経平均が最高値を越えなければ、24年は「失った35年」になる。

老いた途上国という、惨めな姿

などと、

「株価「失った35年」阻止」(2023.12.29日経)にありました。


失われた、〇〇年。

それが、来年で35年ともいわれることとなる日本経済。

しかも、企業間の格差拡大。

それに伴う、それぞれの社員さんの所得の格差拡大。


経済の好循環を、この国のセントラルバンクは見極めたいとしているが、

それは表向き。

円安などでそれなりの値を出している仮の姿の決算に乗っかろうとしているだけ。

来春の春闘相場はその行程の一部としてどうしても折り込みたい規定値のようなもの。

たぶん、来年3月頃の政策変更はいい事にはならない。

全体を踏まえたことではないように思えるから。

しかし、これもまた、たぶん、そのように突き進む。

進むも後退するもこのままとしようとするも、すべて、八方塞がり。

縋りたい藁が、その春闘相場。


アメリカ合衆国は移民大国と言われている。

移民なされる人が多いということは、

地盤看板鞄のないところに目の前の生を生き延びさせるために居を移さざるを得ず、

低所得(移民前より多いものの)からのご努力をたくさんの挑戦者たちが行い、

そのうちのいくらかの方が成功者と呼ばれることとなり、

多くの方がそうは呼ばれていないこととなっていく社会。

だから、移民大国は格差大国。

そう思っている。


それぞれのお立場で、良い悪いはたくさんある。

35年だって、平和でいいんじゃないの。

格差がひどいからそれをエネルギーになされる方があるんじゃないの。


セイジカと呼ばれている人間どもの醜態が少しあからさまになっているけれど、

立場を死守しようとしているとしか感じられない。


人はおもいしることができない。

相当ひどくなければ。


僕の、相当ひどいことって何なのだろう。

たいしてない。

甘ちゃんだなあ。

だから、10年・・・・35年。

40年。50年。

その頃、僕の個体は、もう生きていないだろうなあ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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