ついぞ、最近聞いたことが無かったので。
「TSMCがやってきた 2」(2024.1.31日経の迫真)では、
台湾積体電路製造(TSMC)
TSMCはここ数年で台湾に最新鋭の工場を10棟ほど新設。
圧倒的な建設スピードで、半導体市場での地位をさらに強固にした。
先端半導体の大半を台湾で生産するTSMC。
迅速果断な台湾の気質との違いや技術流出への恐れなどから、従来は海外生産に消極的だった。
熊本工場は24年末の量産開始を目指す。
ひとたび工場を構えれば、2つ目、3つ目となるのがTSMCのパターンだ。
などとありました。
台湾有事とは、
大陸が先端技術を取り込もうとすること。
そう思っています。
TSMCが生産拠点分散に踏み切ろうとするのは、
大陸の不自由で動きにくい体制下における経営の自由度の低下、その先の事業先行きの不安があったのだと受け止めています。
台湾が迅速果断なお国柄なのであるとするならば、
その背景には、
海峡を隔てただけで、
実力(何の実力なのかは?ながらも)行使の可能性を否定できなくて、
あわや やってしまうのではとの危機感があるからなのでしょう。
台湾に居住する人々は、悠長に構えておられない。
あ~あ。
技術流出の恐れだってさ。
すなわち、台湾から熊本(日本)へ先端技術が流出してしまう恐れがある?
なんか、情けないなあ。ニッポン。
このお国に、
迅速果断がお見受けできないのは、
大陸からそれなりの距離がある島国だから?
そんなこと理由にならないデジタルのグローバル社会ですのにね。
まあ、現状がそこなら、致し方もない。
流出と言われようが何だろうが、
学ばせていただけるならば、有難いこと。
やっぱり、日本での建設はウインウインだったねと言わせたい。
それにしても、
ニッポンの国会議事堂内は、
迅速なし、果断なし、グズグズこそこそ頬かむりに見えて仕方ないので、
TVは見たくない。
高齢者の僕にとっては、精神不安定度を増すことになってしまう。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」