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1月、よく眠れましたか?(おもしー568)

人間は簡単には眠れない動物

原始時代にぐっすり眠っていた祖先は、動物に襲われて命を落とした可能性が高い。

ちょっとした物音に反応して目が覚めるような敏感な人たちが生き延びて現代の私たちにつながっている。

眠気が出てきたときに眠るのでいい。

日中であっても眠くなったら眠るようにする。

などと、

「睡眠をとり、心身を健康に」(2024.1.27日経のこころの健康学)にありました。


長い長い人類の過去の中で、

ほんの最近を除いて、ずっとハンティングされてきた。

他の強力な動物に、食べられてきた。

だから、

初めての空間などに行くと、上から襲われる危険がないかつい下から目線で上を窺う。

広い空間に行くと、遠くまで見渡して、危険が迫っていないことを確認し安心する。

どうしても、見渡せる高所に行きたくなる。

ヒトは高いところが好き。

行けるかどうかは別にして。

いずれも、手の届かない距離を越えてその先のことを確認できる視力に頼っている。

しかし、疲れて寝てしまう時は、聴覚に頼る。

ヒトがぐっすりと眠りに落ちにくいのには訳がある。

そのように考えています。


記載の、

ぐっすり眠っていた祖先 とありますが、

正確には、その個体は、祖先にはなれていないのでしょう。

祖先になる前にその多くは、生身のまま食物連鎖に組み込まれていく。


ぐっすり眠ってしまいました。

今日はバイトの休日なので。

8時間程の睡眠。

でも、昨日の就寝時も今日の起床時も、真っ暗の中。

これじゃあ、力の強い動物に襲われたら、そのエサになってしまう。

つまり、

ぐっすり眠るということは、退化している部分があるということ。

ビタミンCを体内で製造する能力を失ったように。


人間社会というのは、個々の人には生きずらい。

その生きずらさの中を生きようとするには、

しっかりとした睡眠が助けてくれる。

2024年も12分の1が終わろうとしていますが、

今を生きる人たちには、よく眠っていただきたい。

ぐっすり眠ることができる能力獲得は、

この環境に適応するための人類の新たな進化だと捉えたい。


それじゃあ、

空爆などで、眠りを妨げる環境は、人類の進化も妨げている。

そうなってしまうのか。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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