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モル8P6 平成29年度決算審査

平成29年度決算に対する杉村宏議員の質疑など

問 固定資産税で家の増改築した評価替えはあるか。
答 建築確認申請により5件の再評価を行っている。建築確認申請の不要な都市計画地域以外(小田、蒲生、田河内)の地域は、職員が巡回し、増改築の確認を行っているが、29年度中にはなかった。

問 入湯税の使途のPRを行っているか。
答 行っていない。今後は、町民の皆さんや、入湯税を納める観光客にもPRしたい。

問 ふるさと納税の返礼率はどうか。
答 H29年度は35.6%。H30年度は3割以内で運用。

問 UIJターンの減少した理由は。移住者の困りごとは。
答 雑誌ランキングで一時的に増加したが、落ち着いてきた。移住してからの相談はほとんどない。

問 シーカヤックの入込状況はどうか。
答 体験は増加してきている。規模を拡大していくため、ガイドの確保が必要で、今後も支援する。

問 財産のうち、㈱いわみ道の駅出資金(買参権に係るもの)は、出資等による権利に計上できない。出資の履行がなされていないため、債権としか計上できない。
  監査法人トーマツに関し、「トーマツには、個人的に聞いたことで、迷惑がかかるから調べるのはやめろ」「監査法人トーマツとしての正式な返事」と同一人から正反対の発言があった。どちらが本当なのか。
出資等による取得した権利として、問題ないとした町村会顧問弁護士の上田弁護士や監査法人トーマツに来てもらうべきだ。そして、同社が出資の履行をすると、町の財産が棄損する。どうするのか
議長提案 問題解決の検討もなされているようだ。議長として預からせてほしい。

その他:決算審査特別委員会委員長に杉村宏委員就任 
平成30年9月13日、平成29年度の各会計決算を審査するにあたり、決算審査特別委員会が設置されましたが、年長の田中克美仮委員長より、委員長に杉村宏委員を推薦する表明があり、杉村宏委員以外全員(10名)の賛同で、杉村宏委員が委員長に就任しました。
なお、町が、取得していないのに(出資の履行がされていないのに)、出資等により所得した権利に、財産として計上があり、それは預け金などの債権としか計上できないと主張し、27年度、28年度とも、杉村宏議員は、本会議などで一般会計の決算認定に反対してきています。
(詳細は、H30.3.1発行の議会だより号外、モル7P4、モル6P5、モル5P5、モル4P4)         
29年度の決算においても、町は訂正していません。(公文書開示請求の回答で、町は、下掲載の写真のとおり権利を証する書類を出せませんでした。そして多くの町民の方から町はおかしいと指摘していただいています)
そのため、杉村宏委員は決算認定に賛成できないことから、委員長就任に最も遠い存在でありますが、全委員の賛同により、委員長に就いたところです。
杉村宏委員は、委員長として、取りまとめる職責を果たしつつ、委員長報告は、委員長以外の全委員の意見に従い「各会計とも認定すべきもの」と9月21日の本会議で報告しましたが、杉村宏議員としては、債権に訂正していない一般会計の認定に賛成できないため、議決時に退席し、賛成できない意思をあらわしました。
なお、委員長就任により、委員としての自由な質疑と委員会の進行を勘案し、結果として、質疑があまりできなかったことを反省しています。

写真「㈱いわみ道の駅が証明した払込証明書」

(町の権利を証する書類を公文書開示請求し、H28.10.12に開示された払込証明書です。これは、㈱いわみ道の駅が町から出資金の払込を受けたことを証明するもので、町が取得したとする権利を証明する書類ではありません。出資の履行が証されず、そのことを岩美町役場庁舎内部の誰も理解できていないため、町の権利を証する書類として開示請求の回答とされました。
杉村宏議員以外で、現議長だけが問題であると認識され、H30.9.14決算審査分科会で議長預かりとなりました。)