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町長交際費

 投函中のモルゲンロート12号(2020.10.19発行)の補正予算に関する記事(P1)の中で、町長交際費についても記載しています。
 それに対して、「町長交際費についても記述の通り同感です。」など、主権者からのご意見も頂いております。

 平成30年6月に杉村宏議員は町長交際費について一般質問を行いました。
 杉村宏議員の質問の趣旨:正当な支出であるならば、過去の分も含めて公開すべきだ。
 それに対する西垣英彦町長の答弁:過去の分(平成29年度以前分)は公開しない。他自治体は公開しており、今後の分のみ公開する。支出の基準を作成する。
 (モルゲンロート8号P3)

 県内自治体の中で、平成28、29年度ともに当町の町長交際費の支出額が最多であり、鳥取県知事の7倍近く、鳥取市長の3倍以上で、岩美町民からは「町民として恥ずかしい」、「県知事より多いことが理解できない」との多数のご意見を頂いたことから、その内容や公開について、上記のとおり質問をしたところです。

 町長答弁は、明らかに、町民目線から外れています。説明できる支出であるならば、全て公開すべきです。支出基準の作成は、公の公費を支出する以上、当然です。杉村宏議員の姿勢とは相反する答弁で終わっています。
 そして、その質問実施以降、支出額は以下のとおり半減以下となっています。
 しかし、予算額はあまり減っておりません。
 ということで、本年3月の補正予算案に対する反対討論(補正減の額が少ない)となってしまいます。
(本来、このような些末なことは、議論したくありません。しかし、行政の姿勢が末端のようなことに現れてきてしまうことから、議員の立場としては、その姿勢を質(ただ)すこととなってしまいます。)

 杉村宏議員は、町行政を推進するための、町長交際費を肯定しています。必要なら、増額も是です。
 しかし、その支出は、公費である以上、主権者に認められるものでなければならないと考えています。それならばこそ、公開できない支出であるならば、返還も致し方ないものと考えています。
 現町長は、理解できない質問であるとして、返還は考えられないとの答弁をしています。(平成30年6月)そのような答弁こそが、理解できません。
(岩美町議会の中では、杉村宏議員のみが、問題であるとしており、他議員の発言はありません。)

今までの経過
平成25年度、予算現額200万円、執行済み額187万円、不用額13万円(モル8号P3参照)
平成26年度、予算現額200万円、執行済み額193万円、不用額7万円(モル8号P3参照)
平成27年度、予算現額200万円、執行済み額199万円、不用額1万円(モル8号P3参照)
平成28年度、予算現額200万円、執行済み額199万円、不用額1万円(モル8号P3参照)
平成29年度、予算現額200万円、執行済み額179万円、不用額21万円(モル8号P3参照)
平成30年度、予算現額200万円、執行済み額93万円、不用額106万円(モル10号P6参照)
令和 元年度、予算現額150万円、執行済み額71万円、不用額78万円(モル12号P6参照)
(元年度の当初予算額は200万円のところ、3月補正で50万円減額で、予算現額は150万円)
令和 2年度、当初予算150万円


 前町長の支出を正当化するための、当初予算における前年踏襲もどきは、西垣英彦氏の岩美町行政の長としての限界を現わしています。
 岩美町行政は、このような些末なことでも、変わることができていません。
 どうして、予算案を100万円程度に半減しないのでしょうか。

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