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震災ボランティアー2(熊本)

過日に、次のような「町民の声」を頂きました。10月分にも掲載いたします。

「役場職員の時からいろんな仕事で実行力があった。また、職員在職中に東北のボランティアに独自で行っている。そんな人がいいです。とても期待しています。」


震災ボランティアで、平成23年に東北、平成28年に熊本に一人で行かせていただき、その感想を地元紙に寄稿したものが掲載され、それを覚えていただいている方からのお言葉だと思います。


新聞掲載も、もう何年の経過していることから、ここで、紹介させていただきます。

なお、自家用車(来月の選挙運動用自動車として使用協議中です。)で行き、全て車中泊と自炊でした。


2016年(平成28年)5月8日(日)

「「できる事を」と熊本へ」

 熊本地震発生から1週間でボランティア受付が始まったことから、東北大震災と同様に「できる人が、できる事を」との思いで、4月25日より3日間、益城町でがれき処理、配給所作業、避難所消毒などをさせていただきました。

しかし、配給所でペットボトルの水を箱ごとお渡ししていたときに「重いのでご自宅まで運びます」とつい言ってしまいました。「自宅は、潰れて無いんです。入れんです。」と高齢の方の、力なく先のことが考えられない状況の言葉に、私の配慮のなさに申し訳なさでいっぱいになりました。

ボランティアセンター(ボラセン)からボランティア活動場所へ移動中に見る、現地の倒壊家屋は相当な数で、倒壊したブロック塀や散乱した瓦の処理をボラセンに依頼できるのは、その建物に住めるか近くに居ることのできる方で、本当に必要な方々へはまだまだと思いましたし、近隣県の社会福祉協議会の方の応援を得て運営しているボラセンの受入態勢や役場職員が中心であろう災害対策本部の機能維持も精一杯の感触でした。従って、ボランティア希望者の受入は一部お断りなされていました。

 立入禁止の札がぶら下がる益城町役場庁舎は重機により一部撤去作業がなされ、水道の断水が続く中、仮設配水管布設工事がなされていました。多くの方々が、それぞれのお立場でご尽力されています。

 作業疲れもあり滞在中は車中で爆睡してしまい、新聞やラジオで伝える何度かあったらしい余震が分りませんでした。「家に一人でいるのが怖い」「寝るのが怖い」とのお話(道の駅での地元の方から)を聞き、激震・烈震を体験なされた被災者の方との心理的ストレスの有無だと感じました。何とか安眠できる環境をと願ってやみません。

 杉村宏 岩美町浦富、57歳


資料

熊本5泊6日

交通 行:一般道、帰:高速道(災害派遣とされ無料)、1528km、燃料費:軽油8064円

食費 8437円(すべて自炊)


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