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インフレ高進と金利上昇(おもしー10)

結局、伝えたいことは何?

勝手な抜き書きですが、

「潮目が変わった」

「それは誰にもわからない」

「小規模な債務ショックが至るところで起きる」

「成長が出口戦略になる可能性は低い」

ジリアン・テットさんの記事です。(2022.7.20日経、「」書きは同記事から)

「7月13日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率は前年同月比9.1%と1981年以来最悪の数値となった。当然ながら、金利の上昇が一層加速するのではないか」ということで、「金利とインフレが数十年にわたって低位安定」から「インフレ高進と金利上昇」への「潮目が変わった」として、「世界の債務は今世紀だけで3倍以上に拡大」しているが「今後金利が上昇すればどうなるか。それは誰にもわからない」としたうえで、スリランカや中国の恒大などの破綻するケースが出ているとし、「大規模な危機(大量の債務不履行)を招くことなく債務圧縮に導けるかどうかだ。現状を鑑みると、成長が出口戦略になる可能性は低い。」

つまり、人口のピークも前倒しに見込まれる中で、人口ボーナスから人口オーナスの逆風下の国々から見ても、世界全体の成長は、それがいいことなのかどうかは別にして、もはや見果てぬことのような。そのようなことを伝えたいのだろうか。

一方で、温暖化ガスの排出量は増え続け、世界が記録的な熱波に襲われている。(2022.7.20日経)

温暖化ガス排出のない革新的なエネルギー技術というような、抽象的な言葉しか思いつかない、そして、どこの国の政府も中央銀行も債務不履行のトリガーを引きたくない。そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


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