• 記事検索
RSS

歩み寄る気配から険悪な2時間へ(おもしー21)

周りの方々、本人たちも含めて、お疲れさまでした。

とりあえず(この言葉は、とても使いたくないのですが)、1週間ほどは少しお休みください。


(2022.7.30日経)の「台湾巡り険悪な2時間」について、

そもそも、なんで、7月28日のこの時期に、協議をしたかったのか。

米国:11月の中間選挙を前に歴史的なインフレを抑えたいため、中国製品への制裁関税の一部を検討した。

中国:米国向けの輸出増で、悪化する経済のテコ入れをし、5年に一度開催される秋の党大会に臨みたい。大会では、共産党幹部の人事を決める。

ともに、秋のあたりの政治的イベントでの成功のため、形や場所は異なるもののそれは双方にとっての利害が重なるということで、歩み寄る気配があり、直前ともいえるこの7月の終わりに協議がなされた。

しかし、顔も見たくないのか(その気持ちよくわかります)、3月はお互いの顔が見えるテレビ電話方式であったものが、今回は、テレビ電話ではなく、電話でのやりとりとなったようで、なにか、始まる前から気まずい雰囲気。

2時間20分の主要議題は、台湾で、平行線で終わり、米国の対中関引き下げの議論は深まらず、それぞれの経済対策よりも、中国にとってはどうしても譲れない核心的利益の台湾問題に焦点が当たったとされています。革新的利益問題が当面の利益への対処を吹き飛ばした格好のように見える。

そもそも論から言えば、大事な問題を棚上げし、目先のことを論議しようとすると、どうしても矛盾が出てきてしまう。そんな感じ。

双方とも、この秋は、盤石とはいえない歩みになるのかな。

他人ごとみたいで誠に申し訳ありません。しかし、両国の政治と経済の変動は確実に日本や世界に大きな影響を与えます。よく注視したい。

しかも、変調の見込みとなれば、なにかと波乱含みは確実です。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):