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浦島太郎になれません(おもしー37)

先日(たしか、8月11日)、アルバイトの後のジムを終わってからのバイクでの帰宅中のこと、

夜8時前でも、暑くて、向かい風が気持ちよかったのですが、

路上に、何か石のようなものを見て、回避して通り過ぎました。

過ぎ去る時に見てみると、首が出ていて、足もあり、亀でした。

結構大きかったと思います。

向きからして、彼は(彼女は)県道を南から北に横断中でした。

回避したのはいいのですが、その後、しばらく走行してから、

彼が危ない。

戻って、道路から遠ざけた方がいいと思い始めましたが、

そこまでしなくとも、

暗い中で、後続車からの自らの危険や、

噛まれてしまってもと、

自分に言い訳しながら帰宅しました。


翌日、同じ道でのバイトへの通勤。

残念な残骸がありました。


そうです。私は、彼を救うことをしなかったのです。

しようと思えばできたのに。


ヒトは、歩くだけで、靴の下で踏まれている微生物たちの命を相当数奪っているとも聞いたことがあります。

ヒトや、人として、そして今の人間社会を生きるものとして、

尤もそうな言い訳はいくらでもできる。

でも、してしまったことや、しなかったことでの影響はいろいろある。

全部にはもちろん対応できない。

ただ、そのような事実は事実として確実に存在するということも、時折は思い出したい。

この間、もやもやがあって、本日の掲載といたしました。

(もやもやが解消したわけではなく、少し軽減したということで、

それもまた新たなもやもやですが)

カメを助けた浦島太郎にはなれません。

勿論、私は竜宮城に行けません。

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


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