皆さんのお住いのお近くの海岸の砂浜の砂はどんな色をしていますか。
「海岸浸食 暮らし脅かす 鎌倉の景勝地 むき出しの岩々」(2022.8.17朝日)
の記事の中で、
神奈川県鎌倉市の稲村ケ崎は、むき出しになった岩々を波が洗っている。
「以前は、砂鉄を多く含む黒っぽい砂浜が拡がっていた。」
とありました。
在京していた学生のときだから40年以上前の話。
車だったか、バイク(250cc)だったか、
西湘バイパスを走りましたが、そこから見えた海岸の砂浜の色が黒っぽくてびっくりしました。
西湘バイパスとは、神奈川県の湘南海岸の、たぶん、西側だから、そのような名前なのでしょう。現在もあるようです。
(国道1号現道南側の海岸沿いに設けられており、二輪・四輪を問わず、眺めの良いドライブコースとして人気が高い一方で、強風・高波等の荒天時には度々通行止となることもあるということです。)
浦富海岸の砂は、花崗岩由来で、白っぽい。
波があらう岩礁も濃い色はしていない。
潜って遊ぶ海の底も白い砂が波状にどこまでも続いている。
泳ぎに疲れて砂浜に寝転ぶと、濡れているときは色が濃くても、乾けば白く美しい。
そんな少年時代を過ごした目に、西湘バイパスからの眺めは異様に見えた。
そのときは、結局、そのまま通り過ぎてしまい、伊豆半島方面に向かって行ったと思う。
ともかく、黒っぽい砂浜の衝撃が大きかった。
ちなみに、砂浜に穴を掘り、その底に潜む砂ガニをよく捕まえて遊んでいました。
10センチほど掘れば、水分を含んで、黒っぽくなっていますので、
カニのいそうな穴(カニの足跡や、穴から出した砂の出し具合をみて)に、
白砂を入れて、掘ります。
目印は、黒っぽい砂の中で、穴の形の丸く見える埋められている白い砂です。
そんな遊びを低学年の時はしていました。
湘南海岸では、どうやって、砂ガニを捕っているのだろう。
さて、大陸由来の花崗岩からの砂浜の浦富と、東日本の鎌倉や湘南は何岩?との違い。
岩石が異なる。
たぶん、住まう人の性質も、鉄の多少で異なってくるのでは、
などと、
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」