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かえるが跳ぶような進展(おもしー50)

タイトルは、

先進国が段階的に経験してきた進歩をひとっ飛びして最新技術が普及すること。です。

それは、リープフロッグ型発展と呼ばれていて、

例えば、

固定電話が普及していない地域で携帯電話が普及してしまうことだと思っています。


最近は、電子決済の記事が目立ちます。


「ブラジル 電子決済に革命的変化」(2022.8.14朝日)のなかで、

小さな屋台で現金を使う人はほとんどいない。

市民の利便性は、この数年間で格段に上がっている。

携帯番号あれば10秒で

手数料は一切かからない。


「SNS機能がATMの役割 爆発的に普及」(2022.8.17朝日)のなかで、

エムペサは生活を一変させた。支払いや送金が瞬時にできた。

銀行口座を介した送金に比べて手数料が低いこともあって爆発的に普及した。

ケニアではすでにモバイル決済の総額がGDPの半分に上るとされる。

リープフロッグ(かえる跳び)現象の典型的な例として数多くのメディアに取り上げられている。


ブラジルやケニアにだって、既存の銀行はあるはずです。

新たな電子決済が、手軽で、無料か安価であるならば、誰しも利用する。

ブラジルの場合は、中央銀行がシステムを開発したようです。


なぜ、日本には、革命的と言われたり、爆発的と呼ばれたりする決済システムが誕生しないのだろう。

紙幣などの現にあるお金が好きな国民性?

なにか、とても古い。(植物の繊維で作った紙や、山から掘り出した金属です。)

技術などが途中の段階を飛び越えて一気に進展する変化の形態を日本人は好きではないのかな。

たぶん、それでは、ソサエティ5.0の社会から取り残されてしまう。

(現物大好き、体験大好き、観るより下手の横好き大好き、やってみようの当方としては、

好きではありませんが、それが現実であり、

若い世代は、否応もなく、その現実に対応していかなければならないし、

若くなくても、体の実年齢は行わない言い訳に使っていいものだとは思っていません。)

簡単になるなら、何が問題なのか。と言いたいのです。

否、面倒はなるべく遠ざけるようにしたい。

(面倒なことこそ、趣(おもむき)のある部分もありますが、それは、文字通り、趣味の世界。)

たぶん社会全体の経費が相当浮くように思います。

(ただ、現在のやり方にうまみを感じている方々は確実におられます。

そのような方々は、多くを語らず、黙っています。)

そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってまったことです。)」


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