本日も、朝4時半に家を出ていきました。
我が家に住まうねこのことです。
まだ、あたりは暗く、日の出前で、
(住所地での本日の日の出時刻は5時37分)
薄明(はくめい)にも至っておりませんが、
(薄明:日の出のすぐ前、日の入りのすぐ後の、空が薄明るい(薄暗い)時。トワイライト(twilight))
5m程近づいて、サッシを開けろと「ニャー」と一言。
近寄ろうとすると、踵を返して、出口としたい方向に尻尾を立ててゆっくり進みます。
それまでは、家の中の気に入ったところ、
暑い夜は、人のいる冷房の入った部屋に転がっています。
それほどでもない時は、網戸の窓から夜の涼気が入ってくる袂に長くなって転がっています。
全身に毛の生えているけものですので、暑さには難渋するのでしょう。
冬の寒い時は、人の布団に入ってきて、顔だけ出したり、もっと寒い時は、中のほうで丸まっています。
さて、猫の習性で、薄暮時に行動すると読んだ記憶があります。
実際毎日のように、明るくなる前や真っ暗になる前に、出たり入ったりしています。
出入りが少なく、家にあまりいない時もありますが、
それ以外は、やはり、よく寝ていて、語源とも言われている「寝子」になっています。
近くで寝ているときは、
人を睥睨できるような場所や、座っている人と同じような目の高さの椅子の上などで、
時折、目を開けて、人(と思っていないのでしょうが。)を観察しています。
ネコは、農耕が始まり、収穫物の穀物を、一定期間の保管したい、その間、鼠などの食害を受けたくないために、その収穫物=財産の番をするとして、人からの必要性が出てきたようです。
ですので、日本には紀元前2世紀の弥生時代までさかのぼれるようですし、
出土した骨の例は、縄文時代でも出土骨が存在するそうです。
ですので、そんなに、大昔ではありません。この列島では、たかだか3千年程。
ただ、今の、この家では、そのような働きをしていません。
でも、彼が若い時は、飛んでいる小鳥、畑の土竜などを捕まえてきて、
どうだと言わんばかりに、人のいる近くに転がして、
(まだ、大概は生きています。)
その近くで、スフィンクスのように頭をもたげ自慢していました。
今は、たしか、11歳ぐらいっだかな。
ヒトの年齢では60さいぐらいとか。
いまのところ、彼は、それほどの年齢の感じを受けない運動能力です。
(彼の写真や動画はインスタグラムにあげています。)
今日も、見回りご苦労様です。
仇のような野良猫もいます。
彼らの世界も厳しいもので、時には、血も流れています。
自宅前の国道横断では、ちゃんと左右を見て確認してから横断して。
(見ていると、そんなことはしていない。前しか見ていない。たぶん音で判断している。)
無事の帰還を待っている。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」