「ロシア、混乱抱え招集20万人」(2022.10.8日経)のなかで、
9月の部分動員令を受けて招集された兵士が20万人を超えた。
約30万人としていた動員総数のうち「20万人以上が軍に入った」
徴兵逃れの出国の動きが続く
約2週間で70万人が出国した
訓練不足のままでの前線派遣や訓練中の不審死の情報も相次ぐ
アルコール中毒や自殺、出血多量など
などとありました。
また、
「受刑者を前線へ、ロシア傭兵部隊」(2022.10.7朝日)では、
受刑者を(兵士として)『砲弾のえさ』のようにウクライナの銃の前に送り込んでいる
受刑者に対し、半年間従軍すれば、刑務所から釈放すると約束
私たちに必要なのは突撃歩兵だ
契約期間は約4か月。1週間の訓練後、ウクライナに送られる。
手取りの月給は24万ルーブル(約57万円)とロシア平均の約4倍。「実績」に応じて最大70万ルーブル(約166万円)の賞与も支払われる
捕虜になっても、親族への支払いは続くのか。 略 「我々の組織は、捕虜になることはまずない」と、苦境に陥れば戦死する可能性が高いと示唆する
などともありました。
新聞記事が元なので、どこまでが本当のことなのかはわかりません。
ただ、
戦場に人を送る、これも戦争の現場であって、現実としてだいたいそうなのでしょう。
人の命がお金で買われていく。
売る方だって、過酷な状況に置かれているとき、生きていくにはそんな選択もする。
何処の国の人間であったとしても。
後の記事の中では、
拘束した人を笑いながらハンマーで打ち付け、頭部や手足を切断した様子を撮影したとされる動画がネットで公開されたことがある。
ともありました。
買われた人々の精神も、病む。
平常時と呼ばれる日常空間に居住する人間から見れば、
病むと言ってもいいのだろうけれど、
そんなこと、単なる、上から目線。
彼らからすれば、明日が見込める人間のたわ言の範疇。
何の説得力もない。
でも、
前の記事の、
突撃歩兵は、時代錯誤?
20世紀までの戦争ではないのに、何か、日清・日露の戦争のような。
どれほどの銃弾が浴びせられるその先に、歩兵として、突撃しなければならないのか。
わたしでもあなたでも。
人の命が消耗品のような扱い。
見知ってはいないが、その人の命が。
その人には、恋人も、子も、親も、兄弟も、友達も、大切な人が、あなたと同じくらいいる。
その人を、大切に思っていてくれる人もあるはずだ。
否。
大切に思っていてくれる人が、あろうがなかろうが、それも関係ない。
即時、戦闘停止。
それしかない。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」