本日の紙の新聞にはまだ書かれていませんが、
昨日21時過ぎ頃に、日本政府は円買い介入をされたようです。
ヤフーのファイナンスの為替のグラフは大きく動いていました。
タイトル名はだいたいの感じです。
詳細は、ネットの経済ニュースなどをご確認願います。
日経速報メールでは、
21日のニューヨーク外国為替市場で円が対ドルで急騰し、一時1ドル=146円台を付けた。上昇前は151円台で推移しており、わずか1時間ほどで5円以上上昇した。円相場は32年ぶりに1ドル=150円を超えて円安が進んだ後、極めて荒い値動きとなっている。市場関係者の間では、政府・日銀が円買い介入に踏み切ったとの観測も出ている。
とありました。
(有料会員ではありませんので、ここまで。)
その後のメールでは、
政府・日銀が円買い介入 7円急騰、151円台から144円に
・政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入に踏み切った
・日米の金利差拡大で151円90銭台まで円安が進んでいた
・円相場は短時間で一時144円台まで7円ほど急騰した
政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入に踏み切ったと関係者が22日未明、明らかにした。21日に一時1ドル=151円90銭台となり、32年ぶりの安値を更新していた。通貨当局として過度な動きを阻止する姿勢をあらためて示し...
とあります。
待ってました。やっと動いてくれましたか。ありがとう。
まあ、このような局面は相当わかりやすい。
と、
そんな感じの声が聞こえてきます。
円高になった局面で、すかさず、円売りを行う
そんな、ミセスなんとかさんのような動きをしようとする大きな思惑の中に
日本政府・日銀は飛び込んでいった。
否。飛び込まざるを得ない。と、自らを縛っている。
そうさせたのは。・・・
そんなことして、明日の少しでもの安心が買えるとも思えなくても。・・・
毎日の為替の動きは、だいたい60兆円ぐらいの売買で、
9月22日の日本政府・日銀の円買い介入規模は3兆円弱(2兆8382億円)とか。
一日の売買量からすれば、しれている規模ですが、
商いの薄い時間帯を狙って介入することで、円高にする幅を少しでも大きくしたい。
介入指示を受けた事務方としては、そんなところかな。
昨日の実施された時間も、そのような時間帯なのでしょう。
だから、目の前の動きが予測困難な経済の中で、わかりやすいと言われかねない。
待っていた思惑の方々の、待っていた理由は利潤を得るため。
一方が利潤を得るのであれば、その反対の立場をとる方は同じだけの損失を受ける。
日本は、日本国民は、
日本の舵取りをされている為政者たちにより、どちらに誘導されているのか。
今日の日経新聞の一面トップには
「円安招いた「日本病」」とあります。
まだ読んでいませんが、日本病といわれてとても久しい。
今日の円安を金融当局のせいにしてもらってもというような恨み節も聞こえてくるような。
急といわれる円安も、昨今の先延ばし政策と無策により膨れ上がったマグマが、トリガー(ウクライナ侵攻)によって爆発したようなもので、爆発なんだったら、当然急激なんです。そう言いたいのでは。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」