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桃観(とうかん)トンネル通行止め(おもしー104)

知りませんでした。

日本海新聞の1面下のコラム「海潮音」(2022.10.22)に、

旧国道178号桃観峠は昨年9月から全面通行止め。

と、ありました。


そうか。通行止めか。

念のため、兵庫県新温泉町のHPをみると、

町道久谷桃観線(旧国道178号) 通行止めのお知らせ

町道久谷桃観線において、地すべりが発生しており、調査・観測を実施しています。

と、ありました。


自宅前の国道178号線を東方向へ。

(地域高規格道路の一部開通により、旧国道となった部分も含み)

いくつかの峠(このアップダウンもいい)や気持ちのよい直線道路が

余部の道の駅まであり

(そこから先にもありますが。柴山の港まで行ってみたかなあ。)

サイクルメーターによると、片道約35キロメートルなので、往復約70キロメートル。

趣味の自転車では丁度良い距離と気に入っているコースでして、

並行して走る高規格道路が開通し、旧国道では通行車両数が激減してくれて、

自転車では、更にいいコースになっていると思っていましたが、

そうか。

通行止めになっていたのか。

気が付かないうちに、自転車にあまり乗っていなかったか。


このコースの東側に、この通行止めの桃観峠があり、

峠には桃観トンネルがあります。

このトンネルがおそろしい。

なぜって、

暗いのです。

狭いのです。

自転車で最初に行ったときは、こわくてこわくて。

なにがこわいって。

後ろから来る車両が自分の自転車を確認してくれるだろうかとビクビクでした。

なにしろ、暗い。

そのうえ、狭い。

けっこう長い。

(道路トンネルの下に、鉄道の桃観トンネルがあり、そちらは山陰線の中で一番長く1991mだそうです。)

帰宅後、自転車の前後にチカチカ光るライトを付けました。

(最初から付けてればいいものを。夜は走らないつもりだったので。)

ライトを付けてからは、少し安心して、スピードを出して、なるべく車両の走行速度程度まで上げて追いつかれないよう、速やかに脱出します。

(ともかく、こわがりですみません。)

関連:吊り橋怖いです。(おもしー87)


70キロメートルと言えば、瀬戸内海のしまなみ海道の自転車ルートも片道それぐらいと聞いています。

多少のアップダウンがあっても、距離では1日で往復する自信はありますが、

そこも、絶対が付くと思いますが、下の海が見えて、こわくて通れない、と、思っています。


さて、

125cc以下の自動二輪車・自転車のう回路が前述の町HPに示されていますが、

申し訳ありませんが、いったい誰が、自転車で、その示されているう回路を通行しようと思うのだろうか。

拝察・想像するに、たぶん、0人。

そのう回路は、一桁国道を含み、車両の交通量も多く、自転車ではとても危険です。

距離も3倍近くあるようだし、アップダウンも相当ある。


トンネルがこわいと言えば、

この新温泉町の三尾に至る道の旧道です。

高校生の時(50年近く前)に、歩いて通りました。

軽自動車が1台通れる程度の幅。

もちろん、車両のすれ違い不可能。

でこぼこの側面。

遠くに小さく見える出口。

途中、急に明るくなり、騒音がし出したと思ったら、

軽トラックが対向して来ました。

冷たい壁に身をしっかり寄せて、軽トラもゆっくり徐行。

たしか、トンネル入り口に信号のようなものがあったような、

対向車があれば、トンネルに入らずに待機していたようです。

そんな記憶があります。

今は、立派な2車線のトンネルができていて、そのわきにひっそりと、その旧道の入口があります。

何年か前に、覗いてみましたが、ここもこわくて、とてもではありませんが、覗くだけ。

どなたかが、HPで紹介されていました。

興味のある方は三尾トンネルまたは三尾隧道で検索してみてください。


但馬は、但馬牛の産地。

但馬牛は、山が深く、牛も行き来が困難で、

牛の血統が近縁にならざるを得なかったことが、

肉牛として価値があることとなったと、どこかにありました。


山が深いので、トンネルも多く、長い。

トンネル開通以前の人々のご苦労を

(ほんの少ししかできませんが)お察しいたします。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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