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男性は不自由に家族を持つ?(おもしー111)

1年以上前の記事なので、恐縮ですが。

「父親はいなくてもいい?」(2021.7.22産経)では、

フランスの成人女性は誰でも、提供精子で人工授精が受けられるようになる。

国会で法改正が決まった。

精子バンクは公営

独身女性でもOKだ。

これからは政府公認で、女性は自由に家族が持てる。

女性は将来の出産に備え、卵子を冷凍保存できるようになる。

家族が欲しいからと、結婚や出産の「適齢期」に縛られる必要はない。

面倒なら、恋愛もしなくてよい。

同様の制度はベルギーのほか北欧やスペインで実現済み。

などとありました。


フランスの成人女性は、自分の意志だけで、家族として、子どもを持てるということらしい。

夫婦別姓ごときで悶着しているどこぞの議員先生方には、到底理解できない内容だと思います。


たしかに、

現今の日本の若夫婦も、いろんな組み合わせがあり、

受胎する年齢に縛られている女性は多い。

この結婚や同棲は失敗だったとは思うが、

いまさら離婚や別れて新たな人を見つける労力と時間を考えると、

何事にも踏み切れない。

配偶者のことに触れて欲しくない。

夫とも思わない。ただの同居人。

住居費などの負担が増えても困るので同居しているだけで、会話もしない。

子供だけは欲しい。

今の夫との子は作りたくない。

(それなら、もう、いたしかたない。離婚しかないと思いますが、)

切実さを聴きます。


だからといって、フランスなどの法改正をもろ手を挙げて歓迎すると言い切っていいのか。

私も古い昭和の男。

そんなことは、昔からあって、みんな我慢してきたんだあ。

と古い人々も言うのだろう。


法改正にあわせ、テレビのドキュメンタリー番組で、女性カップルの子供たちを紹介していた。

9歳の女の子が、「私は男の人にタネをもらって生まれた。でも、うちに父親はいらないの」

とも、記事の中で紹介されていた。


女性は、今よりより自由な生き方も、それがその人にとって、そしてその子にとってより良いかどうかは、その人たちが受け止めることであって、そんな選択も可能になるということ。

確かに、男性よりも女性は自由度は低い現状だとは思う。


しかし、

「女性は自由に家族が持てる」

なら、

タイトルにしましたが、

「男性は不自由に家族を持つ?」

ということ?

男性は家族を持つには不自由なのか。

やはり、好きな人との子をなしたい。妻子を扶養したい。

そんな考えに固執しています。

それを不自由と言うなら、勝手に言ってろ。

ただ、こんな言い分も、

いろいろなジェンダーが存在することを認めるなかで、声が小さくなっていくのだろう。


多様な考えを、自分が良しとするかどうかは置いといて、存在することは認めなければならない。

それが、逆に、自らの存在や考え方を認めてもらうことにも通じる。


日本国のジェンダーギャップ指数は、ともかく、先進諸国とされる国々のなかで最低で、

国際的には日本の女性は虐げられているといっていい。

そんな国の国民は、議論できる段階すら、遠い世界のよう。

そんな記事でした。


そして、

建前や仕方なしの現実を押し通そうとするから、

托卵によるお子さんは1割。

えー?

本当かどうかはわかりませんが、そんなことも新聞紙上などで時々読みます。

ないことは、確実にない。

そう考えたら、

よほど、フランスの方が健全なのか。


そんなことをおもってしまいました。


「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」




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