• 記事検索
RSS

道路はおいしい(おもしー147)

動物にとって道路はおいしい。

と書かれていました。


「動物が見せる社会の空隙」(2018.9.14日経)のなかで、

動物が生きるのに欠かせないのがミネラル、塩分だ。

肉食獣は獲物の血から間接的に取り込めるが、草食獣は直接摂取する必要がある。

凍結防止剤としての塩化カルシウム。

サルやニホンジカが路上の塩化カルシウムをなめるようになり、増殖にもつながった

簡単で便利な社会は後戻りできない。

などとありました。


そうか、

猪・鹿などの獣害拡大の一因に、道路の凍結防止のための塩があったのか。

海の近くまで行かなくても、

山奥であればあるほど、冷えて、道路は凍結しやすくなり、

凍結防止剤はよく撒かれている。

危険をおかして里近辺に行かなくても、ヒトが、塩を山奥まで持ってきてくれている。

だから、道路は、おいしいというか、なめてしまう。命に必要なミネラル。

昨日も、昼間であったのに、地域高規格道路上でイノシシの疾走をみました。

そこが、いち早く撒かれることを知っているかの如く、と、思ったりもして。


いまさら、

スタッドレスタイヤから

バリバリして道路を削るスパイクタイヤに戻れないし、

(スパイクタイヤを知っている人も少数になっている?)

チェーン装着なんて、今どきの一般ドライバーの多くはしたことも、考えたこともないでしょう。

(雪のなかでの作業は、手がかじかんで、とてもつらい。)


この前の冬も、晴れていればと、バイクにまたがってきましたが、

マフラーやドライブチェーンに錆が付いていました。

あーあ。塩の影響だ。

その度に水洗いするなんて、とてもできません。

積雪が無くても、気温が低ければ、路面は凍結防止剤で白くなっています。

そんな季節が、またやってきます。

けものたちは、早く撒いてくれと、待ち望んでいる?


そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」

以前の切り抜きを始末しています。


コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):