金(Au)は、人の手の届かない、星の爆発で作られる。
ダイヤモンド(C)は、地球の内部で作られる。
どっちが、貴重かと問われたら、
僕は、やはり金だと思う。
(人間の社会的な評価や価値は、横に置いといて。)
だって、金は地球の表面でも内部でもできない。
「人工ダイヤはどうつくるの?」(2022.11.26朝日のののちゃんのDO科学)では、
地球の中、およそ150キロメートル以上、 略 鉱物や金属もドロドロの液体
ある濃度を超えると、溶けきれなくなった炭素がダイヤの結晶になって現れる。
とありました。
たしか、析出といったかな。
ミョウバンの結晶を作みたいに、ダイヤモンドの結晶が地下でできていて、
人工でもつくられている。
それに、
ダイヤはCだから、火災でCO2になって、どこかへ行ってしまう。
金は溶けて液体になってもまた固まってくれる。
(どちらも見たことないのですが、そのようです。)
元素って不思議。
ちなみに、
ヒトの体を構成する元素の原子は
重さでは、酸素が61%、炭素が23%、水素が10%、窒素が3%です。
この4つの元素の合計で97%ですので、あと3%は35種類の元素で構成されています。
ヒトの体が70kgなら、一番多いのは酸素で42.7kg、一番少ないのはウランで0.07mgだそうです。
地球の地表にあるものの構成に基づいて、ヒトの体も構成されていると言っていいと思います。
ついでに、
僕の体重は63kgなので、70kgから単純に割り落としてみると
炭素は14.49kgもあります。
燃やすと、僕の体が今預かっている炭素も、CO2になり、地表のどこかへ流れていき、惑星消滅時には宇宙放出となる。
金は、たぶん、ほとんど含まれていません。
だから、金の方が貴重?
(変な理屈)
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」