「人はなぜ握手をするのか」(2022.11.20産経の書評)では、
ヒトに最も近縁な霊長類であるチンパンジーやボノボの間でも、日常的に指や手を重ね合わせるような握手が見られることから、握手の歴史はヒトとこれら2種の共通祖先の時代、すなわち700万年以上前にまでさかのぼることができる。
握手には 略 においという化学信号を通じて相手に情動を伝える。
手のひらを刺激して、社会的絆に関するオキシトシンや、ストレスを減らせるセロトニンのホルモン分泌を促す。
どんな時代、文化においても握手はポジティブな意味を持ち
などとありました。
最近握手していないなあ。
だいたい、
日本人が握手をするのは、
選挙の時ぐらい?
したくてする人は、あまりない。と、おもう。
「汎世界的なあいさつ」と説明されていますが、
その汎世界の中に、日本は入っているのだろうか。
どうも、日本人の握手は、表と裏なら、表のしぐさで、取ってつけた感がぬぐえない。
チンパンジーやボノボでも、日常的に握手しているなら、
日本人は、退化している?
それとも、進化している?
でも、どうも、ポジティブになる?
霊長類が生きていくうえで、積極的になれるしぐさなら、もっとやった方がいい?
それとも、リモートワークや仮想空間で生きるならば、生物学的な接触は不必要?
やっぱり、僕的には?、生身の体の生活を大事にしたいなあ。
握手も、機会をとらまえて、自然にできる程度にやってみよう。と、思ったりします。
そう言えば、以前、大山山頂で出会った人と握手したような。
共に同じような体験(結構な吹雪いていたときの雪山登山。お互い単独行。)をした共感からだったのかな。
(手袋をしていたので、直接ではありませんでしたが、)
できる時に、お互いおもわずやってしまう、握手はいいものです。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」