「重大な食糧不足」(2023.1.14日本海)のなかで、
農業を諦めて
食料の8割以上を輸入に頼る
とあります。
サスティナブル。
sustain(持続する)とable(〜できる)をくっつけて、
「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味として、昨今よく使われている。
何を今さら感もあり、
言葉や語感を変えて、少し前から新鮮さをアピールしているようで、胡散臭さの感じを受けているところでありますが、
ともあれ、
まったく、サスティナブルとは思えない。
アフリカ地域の食糧問題のことです。
いくら、グローバル世界とはいえ、
人口を養うことは、その居住地近辺で、できればその国内で、食料の生産ができなければ、
とても大きな、つまり、地政学的不安定が、
その地域だけではなく、
現在の東欧の紛争地を大きく上回る懸念を、世界中に蔓延させる。
とても恐ろしい。
記載のなかの、
特に貧困層の多いサハラ砂漠以南のエリアでは食料の8割以上を輸入に頼る。
そんなことが、本当に現実ということなのか。
G7の議長国として、この1年間、張り切りたいのだろうけれども、
国内の諸問題をことごとく先送りしている姿勢から、
困難な国際問題の解決に対して、
いくら重要議題と提起しても、
具体的な能力も調整力もないことを、
諸外国から見透かされているようで、
どうせ、1年だけ、政府の姿勢として見せているぐらいのことに終わってしまうのでしょう。
そんな感じを受けてしまうのは、
僕のあまのじゃく。
だって、本当に問題視してきているのなら、
これまで国内世論にどれだけ訴えてきていたのか。
その実績が見えない。
G7であろうがどこであろうが、国際世論をリードするためには、
国内での支持が欠かせない。
日本国民のどれほどの方々が、
このアフリカ地域での食料不足を、とても大事な問題だと受け止めていると思っておられるのか。
今日も、今朝も、これから食事をさせていただきます。
とても、ありがたいことだと思っています。
記事に、
1億4千万人が重大な食糧不足。
新型コロナウイルス禍で財政状況の厳しさが増した各国政府には、必要な人への食糧配給のような対策を打つ余地がほとんど残っていない。
ともあります。
重大とまでは言えなくても、
差し迫っている食糧不足に絶望されている人々はいったい何億人なのか想像もできない。
2023年。
たぶん、激動の年になる。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」