なんだか外は荒れてるなあ。
風も吹いているし、雨もそれなりに落ちている。
でも、北北東の風で、北西の風ではない。
つまり、今は、冬型の西高東低の気圧配置ではないようで、気温も低くない。
1月中旬なのに。
何か不穏なニュアンスのような。
週末あたりから、冬型で荒れてくる?
それは、お天気の範疇の話で収まるのかな。
本日、月曜日も、過去最高を更新し、3営業日連続となるのでしょうか。
日銀の国債購入のお話しです。
そして、本日も円高が一時的にさらに進むような。
(根っこのところでは、円安要因だと思っていますけれど。)
日本銀行と称していて日本の中央銀行の機能を背負っているとする機関が、断末魔の叫びをあげている。
助けてくれ。
これ以上は無理だ。
そんな悲鳴が聞こえてくるようです。
「日銀、必死の国債買い」(2023.1.14日経)では、
13日は5兆円もの国債を買い入れており、12日に続き2日連続で過去最大を更新した。
2日間の買い入れ額は10兆円ほどに達した。
むりやりおさえつけている長期金利の上限をさらに引き上げるか、外すしかない。
などとあります。
先週、木曜日、金曜日と大きく買い入れた。
(あれれ、国債購入額の上限があったような。
たしか、1カ月の国債購入予定額を9兆円に引き上げると12月20日に公表したのになあ。)
それほど必死になって国債を買い、
(何のためにそんなことをやっているのか、必死になってとまで書かれて、)
それにより、できたことは、
新発10年債の終値利回りを0.5%に抑えること。
13日金曜日の国債市場で、一時、0.545%まで上昇していたものを、
買いに買って、抑え切った。
でも、
本日16日も、そして、明日17日も、
投資家の皆さんは、国債の利回りを抑え込んでいる状況が長続きしないと見込み、
どんどん売って来られますよ。
日銀は、忌み嫌う投資家や海外勢に、また負けてしまうのだろうか。
先月20日に0.25%から0.5%に上限を上げさせた実績を彼らは当然だと捉えていると思います。
さらに、上限を引き上げさせる。
投資家たちだって、別に、日銀をやっつけようとしているわけではない。
当然で自然なお金の流れに沿って動こうとしているだけの話。
(無理に日銀が抑えているから、売って買い戻せば利益が出るそうです。)
そして、追い詰められて、
明日17日と明後日18日に、日銀さんは金融政策決定会合で政策金利の引き上げか撤廃か、
苦虫を噛みながら議論なされるのでしょう。
してはならないことを行っているから、自業自得。
そんなことを考えていたら、
新聞は、新しいことを聞く、
つまり、昨日までに新しく聞いたことを書いてくれる、
つまり、過去のこと、と、思っていたら
「日銀、きょうも国債購入 空売りに対抗」(2023.1.16日経)のなかで、
海外投資家らが巨額の国債を売り続ける公算が大きい。
国債売りが繰り返される恐れがある。
日銀は13日、16日も臨時の国債買い入れオペ(公開市場操作)を実施すると予告した。
臨時オペの事前予告は珍しい。
買い入れ金額などは公表していない。
(いくらでも買い入れるということ?)
日銀に不信感を抱く市場の攻勢はやむ気配がない。
などとありました。
あ~あ。
どんどん深みに落ちていくような。
日本国民に、大きなことが起こってしまう。
黒田さん、任期満了?いやいや、辞任ぐらいでは誰も納得しないと思いますよ。
杞憂で終わりますように。
(これも、その場しのぎなのかなあ。)
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」
追記(2023.1.17)
「日銀、国債購入2.1兆円」(2023.1.17日経)で、
日銀は16日、2兆1148億円の国債を買い入れた。
とありましたので、
買い入れ額の3営業日連続の更新までは行きませんでした。
12,13,16日と3営業日連続となったのは、長期金利が一時、16日も0.505%と、日銀が上限とする0.5%を上回ったことでした。
ただ、
決済日を基準とした23年1月の国債購入額は17兆円に達し、過去最大規模となった。
現在の緩和策を維持しても政策の限界を見透かした国債売りが続く恐れがあり、日銀は厳しい対応を迫られている。
ともありましたので、
ナイフリッジを進まなければならないような状況は変わらないようです。