買いまくりました。
「国債購入 最大の23兆円」(2023.2.2日経)では、
日銀は1日、1月の国債購入額が23兆6902億円だったと発表した。
22年6月の16兆2038億円を大幅に上回り、過去最大となった。
日銀は長期金利をゼロ%程度に誘導する長期金利操作のもとで国債を買い入れている。
発行済みの長期国債に対する日銀の保有割合は1月20日時点で、53.5%と過去最大を更新した。
などとあります。
さらに、
「日銀が国債購入融資 金利抑制狙い、限界も」(2023.1.24日本海)では、
日銀は23日、銀行などの金融機関に市場で国債購入を促すことを目的とした5年間の低利融資を実施した。
とありました。
これは、
要するに、金融機関にお金を出し、日銀(自分)の代わりに国債を買ってもらおうという話です。
もうこれ以上、日銀は国債を買い続けられませんという敗北宣言のように捉える人も居られるでしょう。
そして、融資する側は、お宅(金融機関)の判断で融資を受けて購入されたのでしょう?
と、言い逃れできる。
国債における市場機能は、どこに行ってしまうのか。
それこそ、お陀仏様のような。
市場機能が、ますます抑え込まれるような。
本日は、節分で、1年の終わり。
こんなことはもう終わりにして欲しい。
なんで、日銀は金利を抑えようとするのか。
なんででしょうか。
金利が抑えられて、
副作用という言われ方がされていますが、
企業が、まさしく、商機を捉えようとして、業を企て、自らの資金需要を前向きに考え、借金してでもと社債を発行しようとするときに、その社債の利率は国債の利率にほぼそのあたりなのですが、
期間10年付近の金利を日銀が不自然に低く抑えているため、
国債利回りをベースに設定した金利で企業が社債を発行しようとしても、
低すぎて買い手がつかず、
社債の発行に支障をきたしているそうです。
これって、日本経済の足を引っ張ることなのではないですか。
誰がそんなことを、どんな権限でしているのか。
そうです。
日銀です。
それが日本国全体の経済への好影響を与えることになる。
そういうことに立たれているのでしょう。
やろうとされるところを伸ばさず、抑え込んで、
現状維持(社会上、相対的には後退と言いたい。)そのままのところを、温存しようとする。
そう見えます。
でも、
どうするのですか。
買いたくもないもの(国債)を、半分以上保有させられて。
任期が来ましたから、あとは、よろしく?
日本国民はそれを許せる?
異次元の政策の終わり方は、とてつもなく斜め上をゆく異次元の終わり方でないと。
ここんところ、あまり紙面にご登場なされないような。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」