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議会が決める。チャンス到来(おもしー194)

議会が決める。

否、議会しか決めれないんです。

だから、どのような議決であっても、

説明責任は議会にある。


そのわかりやすい事例があったので。

(せっかくの崇高?な「おもし」が横道にそれるようで、あまり気乗りはしませんが)


「倉吉の統合小「成徳」決着 協議2年「何だった」」(2023.1.18日本海)では、

「既存の校名は使わない」という前提ルールを覆し

とか、


「「成徳」で決着 倉吉「打吹至誠」から一転」(2023.1.18日本海)では、

提案された議員らに説明をお願いすることになるだろう

決断できる市長になっていかねばと改めて思う

などともありました。


どうも、

2つの小学校を統合するにあたり、

あくまで対等合併ということで、

お互いの学校名は入らないよう2年かけて統合準備委員会が新校名案を検討なされ、

成案を作成し、市長がそのまま議会に提案したものの、否決となり、

議員提案された2案のうちの一つが議決され、

それが一方の校名であることから、後味の悪いものになっているということのようです。

背景には、今後の更なる合併も見越せる中で、

今、決めないほうがいいのではとの判断があったような、問題棚上げみたいな感じです。

(それならそうと、最初からそう言ってくれればよかったのに、

なんのために2年間の苦労があったのかとの怨嗟の声が聞こえてくるような。)


ただ、

いいも、悪いも

(悪いと言っては大変失礼になりますが、新聞記事では相当嘆かれている方々があるようですし、

後味の悪さ残るとも記載されていましたので。)

決めるのは議会であり、議会でしか決定できません。

首長(市長)さんが、決断できる市長にと言っておられるようですが、

首長が良しと決断して、条例案を作成し議会に提出しても、

それを、本当に良しと決定できるのは、議会しかできませんので、

市長さんが決断云々と述べられることはどうかな。

たぶん、

市長さんの言われたいことは、

決断した内容を議員諸兄によく御理解いただく努力を行いたいという趣旨だとは思いますけれど。


行政は、日々まつりごとを行うので、

今までよりは、こうしたほうがいい、こう変えた方がいいと判断することだらけ。

だから、自治体の法律である条例の改正案を作成する。

予算にしても、こう使ってみたけれど、良かったので続けてやりたいとか、改善してみるとか、止めるとかを行政が検討し予算案を作成する。

それらの是非を判断するのは、

選挙で選ばれた首長一人を中心とする行政ではなく、

選挙で選ばれた議会議員の方が、複数人であることから、その多数意見によることは、

首長一人分よりも、より民意の立場に立った判断ができるという趣旨に立ち、

議会議決で自治体の判断が決定する。


この度の新しい小学校のお名前にしても、1月17日に議会議員の多数により決定しました。

説明責任は、議員にあります。

特に、議決された校名に賛成なされた議員は、住民から注目を受けている事案でもあり、積極的かつすみやかな住民説明を行うのが筋だと思っています。

否決された原案を提案した、行政には説明のしようがありません。


対等合併で、

今後の更なる合併を見越すとした問題先送りなら、

議決なされた学校名だけではなく、

両校名の4文字を用いたほうが良かったのかも。

(これは、あくまで、部外者の無責任なたわ言です。)


「腹が立つとしか言えない。」とまで語られた方もあるようで、

しっかりと、

(「しっかりと」とは、よく、選挙の時の演説で繰り返し聞きますが、)

こんな時こそ、

しっかりと、自ら行った議決の矢面に立たれることを望みます。


そして、そのような責任ある行為を住民に示すことこそが、

大事な仕事を担っているとして、

議員のなり手不足を、遠回りのようで、結局のところ、大事な近道であると思っています。

普段何をしているかよくわからないと言われているかどうかはわかりませんが、

注目を受けている、今、議会の存在している意義を、より浮揚させる、いいチャンスが到来している。

当該議会のみならず、どこの議会においても、けっして、ピンチではありません。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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