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マネーの減少(おもしー227)

「世界のマネー、歴史的減少」(2023.2.17日経)では、

世界の中央銀行がインフレ抑制で金融引き締めに動いた効果が本格的に出始めた

急激な利上げの効果を最も映しているのが米国のマネーの量だ。

米国のM2(通貨供給量)が前年比で減少するのは1930年代の大恐慌など極めて異例な状況に限られてきた。

欧州でも ユーロの流通が始まった2002年以降で最も大きな減少率となった。

世界で続くインフレ率の高騰はマネーの膨張がもたらした面がある。

結果的にお金の価値は下がりモノやサービスの価格が上がるインフレにつながった。

などとあります。


大恐慌以来、ユーロ始って以来などと、脅すような。

でも、

さあ、

どうなるのだろうか。

お金じゃぶじゃぶの時代から、金融引き締めと呼ばれ、インフレ抑制。

本格的に効果が出始めたということなら、モノなどの価格が下がる?


それは、どこで?

少なくとも、日本は含まれません。

なぜなら、

世界で唯一、お金じゃぶじゃぶの政策維持の国だから。

日本円を借りて、ドルなどの外貨に換え、債権などで運用する。

借入金の支払い利子はほぼ無し。

そんな運用が、そこかしこに紹介されています。

「米国債に世界マネー集中」(2023.2.22日経)も、

その大きな例です。

日本円からの投入量がとても大きいような。


それなら、日本国においては、インフレがまだまだ進む?

まあ、そうなのでしょう。

本年中は、金融緩和維持のようですし。


米国や欧州で、モノの価格が下がるなら、

モノでもあり、国際通貨でもある貴金属などはどうなる?

モノなのか、通貨なのか、どちらの性格を人々は強いとみるのか。

日本ではどうか。

上がるのかなあ。

下がるのかなあ。

それは、為替がどう動くのか。

そういえば、本日、日銀の総裁・副総裁候補者が国会で所信の聴取を受ける。

どのようなニュアンスで語られるのだろう。

乱高下しそうだなあ。


あ~あ。

トイレットペーパーは、どうなる。

なにか、上がりそうな気配。

生協の商品を箱で買っておきましょうか。

日用品は、毎日必要なのです。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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