ホタルイカを刺身で食べるには、
内臓に寄生虫がいるケースが報告されているため、
厚生労働省は
①氷点下30度以下で4日間以上冷凍
②内臓を取り除く
の
いずれかを行うよう調理指針を定めている。
「ホタルイカ 高い栄養価」(2018.3.21読売)より
ホタルイカを刺身で生のまま食したことはありませんが、
たぶん、とてもおいしい と 思う。
そもそも、僕は全部食べる派。
できるだけ、除かないで、そのものの全体を食したい。
おいしいし、
その生命体の栄養素を全部いただけるようで、とてもありがたいことだと思っている。
硬いところや苦いところを除去することは、とても残念。
その全体で生命として維持している(いた)のだから、一部を除くことは、
いただく立場の生命体においても、何かが足らなくなることに通じると感じている。
しかし、
大きい生命体を、全部食べることは、硬い骨などもあるし、難しい。
その点、
小さな生命体を、動物にしても植物にしても、丸ごと
(食べられる生命には、申し訳ありませんが)
歯でよく噛んで、細分化し潰し、唾液と混ぜて、流動化させて、胃の腑に流し込む。
だから、小さな、ホタルイカも大好き。
肝臓の部分のうまみなど、好きな方も多いのでは?
少し大きめの皿いっぱいにして、
茹でた山盛りを毎年春にいただいている。
僕は、少し、お醤油を垂らします。
歯に固く、くっつくこともあるので、
目を、ぺっと
(上品さのかけらもなし。)
出してしまうことがありますが、
(以前は、いちいち手で目を除去していましたが、めんどくさくなって、止めました。この、茹でられて硬くなってしまった目は、飲み込んだら消化されるのだろうか?)
やっぱり、丸ごと。いいですね。
この前、何かのニュースで、
ホタルイカ漁の網に、スルメイカが多く入っていたとか。
今までどおりの、漁では、思い通りに行かないことが多くなっているのでしょう。
さて、
冒頭の、ホタルイカの刺身。
記載では、
滑川市の「ほたるいかミュージアム」にある「レストラン光彩」では、
①②両方の食べ方が楽しめる刺し身定食(税込み3000円、1日10食限定)を
4月13日まで提供している。
と されています。
個人の家庭で、厚労省さんの指定の調理を行うことは、あまり現実的ではありません。
件のような処に行き、お足をお支払いさせていただいて、食させていただく。
でも、ちょっと、遠いなあ。
(5年前の記事ですので、本年、どうなされているかどうかは不明です。)
春の土用の丑の日。
今年、2023年は、4月25日だと思いますが、
富山県の県ほたるいか協会さんは、
「体調を崩しやすい季節の変わり目にぴったりの食材。」を食べてもらおうと、PRされているとのこと。(同、5年前です。)
富山県に限らず、
たしか、お隣の兵庫県にはホタルイカ水揚げ日本一とPRされているところがあるようだし、
鳥取県の、この町の漁でも、相当、水揚げしていただいているようです。
だから、毎年、お皿に山盛りでいただける。
ありがたいことです。
その時節が、近づいてきます。
土用は、年に4回、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のこと。
つまり、季節の変わり目。
それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」と呼ばれ、
体調を崩される方、崩さないまでも少し本調子ではないなあと感じる方、
それは、季節に体が馴染もうとすることで、当然の体の対応です。
無理は禁物。
ちなみに今年の春の土用の入りは4月17日のようで、
もう少し先ですが、
花粉も飛んでいるようだし、今の時期はイベントごとや、別れや出会いもあったりして心身にも負担あり。特に、無理は禁物。
(なにか、とても、年寄り臭い。)
溌剌とされている若い方には、関係ない?
眩しいなあ。
そういえば、若い方に、ホタルイカは、あまり、似合わないような。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」