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5年に一度程度(おもしー240)

そうなんですか。


「5年に一度程度の割合」で良い投資機会に巡りあえたこと

「バフェット氏「恐怖相場は友」」(2023.2.27日経)のなかにありました。

投資家として、とても有名な方だそうです。


その方をして、

5年に一度と 言わしめている。

投資で財を成すことは、相当困難なのでしょう。


バフェット氏は58年間のバークシャー経営を

「まずまずといったところ」と総括する。

とも記されていますので、

米投資会社バークシャー・ハザウェイを通じて、

記事のタイトルからも感じられるとおり、

恐怖相場は優良企業を割安に買える「友」と呼んでおられるそうです。


なにか、素人が手を出すことでは全くないような世界みたい。

相当な余裕資金をもって、

相当な下落があったとしても、

優良企業であるとの確信をその裏付けと共に持つことで耐える。

それでも、いつも成功するわけではなく、

5年に一度程度の良い投資機会に巡り得た。

そういうことなのでしょうか。


ここでは、

たかだか、3か月、四半期ごとの損益なんて、なんのこと。

ましてや、1日の上がり下がりなんて知りません。

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、

一昨日の7日、米議会での「利上げペースを加速する用意がある」発言で、

ニューヨーク株式市場でダウ工業平均株価が574ドル下落。

日米金利差が意識されて円安が加速し、1ドル=137円台後半と2円ほど円安。

そんなことに一喜一憂される方は、投資に向きませんと言われているような。

少なくとも、バフェット氏のやり方とは違うと言われるような。

そんな感じで読みました。


その紙面の隣には

「「歴史的な金買い」が語る局面変化」(同紙)では、

金市場への資金シフトが止まらない。

とありました。


投資先に何を選ばれるのかは、全くの自由。

そして、

大きなおカネがのたうち回っている。

ヤマタノオロチみたい。

そんな感じを受けています。


人が作り出した通貨と呼ばれているもの。

その発行が人々の生活に必要な規模を大きく超えすぎていて、

もはや、人間の制御能力を超えているように思える。

しかも、各国が自国の通貨を発行しているので、複雑怪奇。

それらの動きに少しでも、

時々でも(5年に一度でも)

乗ることができれば、

人は、乗られた人をして、カリスマとか成功者のように呼ぶのだろう。

何か虚しい。空虚な空間の出来事のような。


当面、僕の生きている生活に、

良いか悪いかはわかりませんが、そのような気配は、ほぼ無いなあ。

しかし、大きな影響を受けることもあるだろう。

だけど、オロチに呑ませる酒も、僕はやめてしまったし、

吹き荒んでいると思っているおカネの嵐を鎮静化させる方法を知らないのです。


どなたかが、どのようにかして、

草薙剣(くさなぎのつるぎ)を得て、

荒れた草を、凪のような、平坦な安定した状態にしていってくれることを。

でも、こんな、他力本願でいいのだろうか。

今は、今も?、いたし方ないなあ。

ここが、僕の、バカの壁(養老孟司先生曰くの)のひとつです。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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