遠方の支店にある車両が欲しい。
こちらの支店にある車両をその支店が欲しいと言う。
ならば、支店どうしの中間あたりまで、
それらの車両にそれぞれの支店の者が運転して行って、
落ち合い、車両を交換して、もとの支店に戻り、それぞれの営業に使う。
この、落ち合って車両の交換を行うことを「中継」と呼ぶ業界があります。
「中継輸送で日帰りシフト」(2023.3.7日経)では、
運転手を入れ替える仕組みを取り入れた。
互いの車両を受け渡し、東西半分ずつの運搬を担う。
「宿泊を伴う2日単位から毎日の運行になり人繰りがしやすい。
共働き世帯など毎日帰宅できるニーズにも合う。」
中継輸送は自社単独でも導入しやすい一方、高速道路の乗り降りによる差額などコスト増要因になる。
などとあります。
「24年問題」といわれ、
自動車運転業務に時間外労働の上限規制が適用される2024年4月
運転の時間外労働は年960時間(月80時間に相当)
3割を超える荷物が運べなくなる推計もあるそうですが、
年960時間の時間外でも多い。
24年に至らない現在では、それを相当上回る時間数であるからこそ、
3割を超えるほども運べなくなるということ、
なのでしょう。
冒頭の
「中継」のように、
「中継運送」を一般化できれば、毎日帰宅できる。
男性でも、女性でも、家庭の役割が当然にある。
毎日帰宅できれば、勤務を希望なされる方も増加する。
要は、
大型運送=長距離運転=複数日の自宅を離れた勤務状態が当然
から
「中継運送」を取り入れることにより
大型運送 でも 中距離運転 だから 毎日帰宅できる
例えば、
200kmごとに、中継地点があり、その間の往復の1日であれば、
アルバイトでもこなすことができる。
広く人材を募集できる。
当然に、安全運行が前提だけれども、運転支援システムの向上も期待できるし、
将来的には、自動運転の領域も拡がって行く。
そのようなことで、
僕のような緩い働き方を希望する者にも機会を与えて欲しいなあ。
年齢もいっていますが、安全運転的な運行を行いますので。
「24年問題」への対応は、
広く行わなければ、乗り越えられないような。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」