おもしろいし、図にしてくれているからわかりやすい。
「全国の「縄文人度」分析 東大」(2023.3.19読売)では、
現代日本人のゲノム(全遺伝情報)から縄文人由来の遺伝子変異を検出する手法を開発し、
「縄文人度合い」に地域差があることをあきらかにしたと、
東京大学の研究チームが明らかにした。
とありました。
以前から、
ぼんやりと、
縄文人のなかに渡来してきたヒトが入って来られたということで、
北九州から瀬戸内海中心に近畿あたりまでの多数の渡来の人々の歩み。
押される側として、その辺境あたり、
つまり、沖縄やアイヌの方々の住まうところは、
記事で言うところの「縄文人度」が高いという記載は、いくつかの本で読ませていただいていた。
この記事によると、
山陰両県だって、それなりの縄文人度の高さ。
山陰にズーズー弁のようなものが残っていることも、関連がありそうに感じたりする。
東北や鹿児島は高い。(北海道は図に載っていませんでした。)
なにか、縄文人の特徴と言われる、お酒に強い地域と重なるよう。
意外に感じるのは、北陸。
福井が低い。
戦国時代の浅井・朝倉の判断にも、なにかの、深層心理的な影響を与えたりしていたりして。
全く関係ないようでいて、
どこかでつながっているような。
もしかすると、
いまだに、
縄文と渡来の、対立や、違うからこその魅力的に見えたりすることもあるように思う。
沖縄出身の芸能人の方が多いように感じるのも、そのひとつ。
さて、
僕の「縄文人度」は、いかに。
最近、時々目にする、自分の遺伝情報の検査。
戸籍などの文献資料など比較にならないほど深遠な遺伝情報。
僕のルーツ、軌跡はどんな感じなのか。
でも、
誰でも、
顔つき見れば、意識するしないに関わらず、大概のところは、解っているような。
チャンチャン。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」