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雨宮さん。あまり知らなかったけれど、見直しました。(おもしー266)

日本銀行の現総裁さんの任期末が今週末の土曜日の4月8日。

新たな総裁さんは、来週月曜日の4月10日から御出勤なされるのでしょう。


新総裁が決定されるまでのしばらくの間、最も有力視されていた方が、

雨宮正佳さんで、この前の3月19日まで副総裁に居られた方。


どのような方か、あまり知りませんでしたけれど、

ネット記事の中に、

「新総裁は、黒田体制の10年だけでなく1998年の新日銀法施行以降の「非伝統的」と呼ばれた金融政策全般を対象に点検・検証するべきだ。しかし、自分はそれを主宰する任にはふさわしくない。なぜならその大半に関与しているからだ」

などとありました。


つまりは、

御自分が深く関与なされた政策について、

後世の方にも適切に、影響を受ける今日この時の方にもわかりやすく、

評価して欲しい。

そのような姿勢のように感じます。


なかなか、そのようなことは、できることではありません。

しかも、退任の直前・直後においてです。

なろうとしたならば、新総裁の席に着くこともできたでしょうに。


どのような立場にあっても、

その立場を去り、その立場においての言動について、

他の方のフリーな解釈を受けることは、とても危険。

なにを言われるか分かったものじゃあありません。

だから、

後継者に対して、影響力を残そうとする。

例えば、

ほぼすべての為政者たち。

みっともなさにまみれている。


そんな歴史や社会を見る中で、

雨宮さん。潔いし、かっこいい。

そして、社会を変えていく大事なこと。


おそらくは、

在任中の関わられた政策に、慚愧の念を感じる部分が多いのではないか。

そう感じます。

取り返しのつかないことに、加担してしまったのではないかと。


日銀の残している大問題がいくつかあると、

報道されているし、

新総裁さんも、明確に大問題だと表明されていることもある。

それらは、問題ではないと、現総裁さんは述べられている。


それならば、

従来からの総裁記者会見のように、

質問に答えて終わりの一方通行ではなくて、

(再質問はできない慣例のようです。)

金融政策全般の点検・検証は不断に行えばいい。


いまいまの生活に直結する金融政策。

一時(いっとき)の猶予もなく、国民に強い影響を与える。

物価の番人はどこに行ったのか。

政府の補助金で、電気や燃料など、販売額を見せかけの低下演出。

その場しのぎ満杯。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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