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一知半解(おもしー286)

よく解かっていなくても、

日々判断して、生活しなければならないなあ。


バターが体に悪い油であることは、すでに数多くの研究から判明している。

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」津川友介さん著(2018.4.29読売)では、

「〇〇を食べると健康に良い」という情報は、本やテレビやインターネットに溢れている。

その多くがまともな根拠を欠くことに警鐘を鳴らす。

たとえば最近では、牧草で飼育された乳牛のバターを使った「バターコーヒー」が流行した。

(この後に、図書名の前のことが記されています。)

著者は、「最近の研究では」との言い回しに注意せよともいう。

新奇なだけで、研究として質が低いかもしれないからだ。

根拠として重要なのは、新しさではなく、信頼性が高いことだ。

たとえば玄米、魚、オリーブオイルが健康的な食品であること、

白米、ソーセージ、バターが健康的な食品ではないことは、

十分に信頼性の高い研究結果だという。

「健康的」とは、病気になりにくく長生きできるという意味だ。

すべての書店の棚からあやしい健康本を取っ払って、本書に置き換えることを強く薦めたい。

などとありました。


個別の食品に対して、判決を言い渡されているみたい。

書籍の紹介記事から、2年が経過しようとしていますけれど、

バターがスーパーからなくなった話は聞かないし、

白米が玄米に置き換わったご家庭のお話しは、聞いても少し、立ち消えるように続いていない例が多いのでは。


何が本当のことなのかは、よく解らないなあ。

そして、日々、安易な方に流されようとする。

周囲の流れに沿うことが、いかに、楽である事か。

そして、その結果が、

著者の示す、病気になりやすく、長生きできにくく、不「健康的」だとしても。


自分で、一知半解だとしても、判断して、

自分の生活を送っていくだけ。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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