長い間、脳細胞は大人になると死滅していく一方だと考えられてきた。
ところが近年の研究から、新しい経験や情報を得て脳に刺激を与えることで、
神経細胞の一部は分裂し、新たにつくられることが分かった
新鮮な感動は、脳にとって大切な刺激になる。
などと
「脳の働きを持続する」(2023.5.3日本海の歳々元気)にありました。
記載のとおり、
脳細胞は減っていく一方だと、従来から、いろんなところに書いてありました。
近年の研究ということですが、
あまり、蓄積され、検証を深めたものでないのかもしれませんが、
僕は信用します。
なぜって、
臨場感のあることは、生きてる感が強く、脳が活性化されるように感じていますので。
この、今、確実に生きている、そう感じることは、
年齢がいけばいくほど、その身体に影響を与える度合いが増してくるのではないか。
例えば、
大型バイクでのコーナーの旋回。
下をちらっと見れば
(目線は先を見ているので、ほぼ、見ませんけれど。見ればそっちに行ってしまうので。)、
こければ、
アスファルトはやすりのように身を簡単に削いで、
道路構造物が容赦なく生身の体(成人男性の体の水分割合は6割ほど)に激突して破壊してしまう。
一巻の終わりとなる。
旋回すると車体が傾き地面が近い。
流れていくようにしか見えない路面は、後方に飛び去って行く。
こんな時、生きてる感が強くあり、脳は、確実に活性化されてくると感じる。
例えば、
利殖でも何でも、自分がそうなるのではと、財の一部を任せたとき。
刻々と動く相場。上がるのか下がるのか、そうだからこうなるのではと思っていても、その動きは全く解らないことが多い。良いも悪いも、以外な動きが、脳を刺激する。
ギャンブル性というのは、そういうこともあるのでしょう。
ギャンブル依存症と呼ばれることがありますが、
そうかもねと想定した動きから、反対の方向など、
目前で、動いているところに脳は活性化する。
依存症と呼ばれることは、そういった脳の活性状態を求める部分もあったりして。
脳はいくつになっても活性化できるという。
そうとも書かれていますが、
明日よりも今日は、確実に1日若い。
でも、若いかどうかよりも、やるかやらないか。
臨場感のあるリアルな場面が、ヒトの取り組みを深め、ヒトの脳の神経細胞を分裂させる。
だから、
やってみたいことは、できるだけ最優先に。
年齢がいけばいくほど、もっともっと最優先に。
敬愛する和田秀樹先生の著書の広告が今日も日経1面の左下に載っています。
(ここは、結構目立つので、広告料もそれなりなのかな。)
60歳からはやりたい放題
広告文では、第2の人生を楽しむためのターニングポイント! と、あります。
宣伝とはいえ、その気になってしまいますです。
続々重版とのことですが、高齢化が進む中で、相当な売れ行きではないかと拝察いたします。
僕は、図書館にて、発売日より少し遅れても、借りて読ませていただきます。
あれ。先生の御本は、何を読ませていただけたのだったかな。
忘れている。
僕の脳の細胞分裂は、まだまだ足りないなあ。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」