昨日のことですが、
今日も天気が良くて、運転する中型車両も普段どおり調子が良くて、快適だ~。
お昼前の、制限速度プラス10キロ前後。
ん?
(なにか通常ではない事象の認知)
えーー。
(その事象の具体的な解釈)
ヒ―。
(その事象によって引き起こされかねない事態を回避するために、自らが速やかに行わなければならないことに対するさし詰まった悲鳴)
どうしよう。どうしよう。
(具体策の模索)
前を行くゆっくりの移動体がどんどん近づいてくる。
ともかく、急いで、ハザードを焚き、
後方車両に何らかの異変を知らせる。
急なブレーキ操作にならないような踏み方で、ゆっくりスピードを落とし、
左の車線の走行車両の有無を確認し、
1台行かせてから、ハザードから左信号に切り替え、
運転していた積載車(普通乗用車を積んでいました。)を左側の走行車線に移行させた。
なにって、
2車線ある右側だから、一般的には追い越し車線。
そこの真ん中あたりを、自転車(いわゆるママチャリ)で、
子供ではなく、若者でもなく、中年でもなく、女性でもない方が、
(じっくり見る余裕はありませんでした。)
ゆっくり、鷹揚に、漕いでいる。
時々、左後方を振り返られたので、その度に少しふらつかれる。
場所は、県庁所在市の郊外方面で、
僕の進行方向は2車線ながら、反対方向は右折車線も入れて4車線の、
交通量も多い主要な幹線道路。
目に入ってから、それなりの距離があったため、
上記の操作ができたものの、発見が遅れていれば、急ブレーキもの。
多重事故の可能性大。
走行車線に移行後、
すぐさま、再度、ハザードをつけて、ゆっくり、
追い越し車線を走行中の自転車を追い抜いた形としたけれど、
その時、
僕が執るべき最適解は、どうだったのだろう。
どうすればよかったのだろうか。
バイトで、車両のお届け中。
でも、その方の命にかかわること。
後続車両も、似たような操作をなされ、
そのうちに歩道内に移動なされることを祈りながら、
車両のお届けを済ませ、同じ道を帰路としていると、
先ほどのあたりで、
なにやら、点滅灯が多く回っている。
複数の警察車両、救急車、その他の車両が停車。
そのなかで、
自転車がひっくり返り、
(たしか、こんな方だったような)人が、道路端に、お座りになられていた。
警察官が、かがみこんで何やら話し掛けているような。
あー。
ともかく、というか、
とりあえず、というか、
まずもって、その方のお命がそこで潰えることはなかったようです。
少しながら、ほっと。
同時に、罪の意識も。
どうすれば、もっともよかったのか。
全く違うことのようで、
根っ子は同じようなことではないかと連想しました。
場所は、J国の国会。
子供ではなく、若者でもなく、中年でもなく、女性でもない方々が、
ジェンダーギャップ指数のどん尻あたりで、ゆっくり、鷹揚に、漕いでいる。
時々、他国などから指摘を受けて、その度に少し修正のポーズを示しつつも、
結局は、周りの迷惑顧みず、我が道を行く。
僕が執るべき最適解は何なんだろう。
日々の生活で忙しいふりをしている。
でも、この国の現在と将来にかかわること。
わからない人は、どこまでも、わからないのだろうなあ。
だから、本日の現実がある。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」