• 記事検索
RSS

合成燃料(おもしー335)

飛行機の電動化はできない。

空中に浮かべるもので、小型・短時間なら、ドローンのように可能でも、

10時間以上も数百人を高速で移動させる航空機を電動化させるのには、

少なくとも、21世紀、今世紀中に見通しが立てられるのだろうか。

難しい。

そう思いました。


「航空・船舶 脱炭素の現実解」(2023.6.8日経の第4の革命)では、

航空業界は電動化が難しい。

合成燃料は再生可能エネルギー由来のグリーン水素と回収した二酸化炭素(CO2)からつくる燃料で、「人工の原油」と言われている。

航空向けの合成燃料の価格はジェット燃料の10倍以上する見通し

脱炭素のイノベーションは飛び級で進む

などとあります。


そうだなあ。

飛行機の燃料として、人工炭化水素は現実解。

相当な量を確保する必要がある。

そして、燃料単価を商業ベースで消化できるまで低減しなければならず、

それには、規模の大きさと、投入されるエネルギーの低価格(無料)が鍵となる。

どう考えても、

太陽光線の強い砂漠地帯などでの太陽光発電による需要を上回る部分の電力利用が有望。


記載では、

チリ最南端プンタ・アレナス。世界初の合成燃料の量産が始まった。

とあります。


地下資源由来のガソリンなどにしても、

人工の原油にしても、

炭化水素化合物を、無料で利用できる空気中の酸素で助燃させて、

エネルギーを得る方法は、

たぶん、無くならない。

飛行機に利用される。

来世紀のことには僕の考えが及ばないので。

本日現在ではここまで。


人工炭化水素製造の規模を大きくできるなら、

そして、それが、再生可能エネルギーの時間的でこぼこを均す作用に資するなら、

僕の保有する内燃機関移動物体(車やバイク)も利用可能期間が長くできる。

世界のどなたの物体もそうだ。

これは、既存設備の利用延長で、だから、「現実解」。


この日経新聞の「第4の革命」の連載のおわりに、

人工原油「合成燃料」を取り上げたは、

既存設備との折り合いがよいからだろう。


それに、

やっぱり、

電動のキュイーンのような感じよりも、

可燃物の爆発のドコドコ感のほうが、

動くという能動感を刺激する。

内燃機関に対して、未だにあこがれを持っている世代の僕でした。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):