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カプセルトイ(ガチャガチャ)(おもしー348)

へー。

そうなんですか。

来店者の7割以上が女性なんですって。

なんでだろう。


「カプセルトイ 1回で2000円!?」(2023.6.22日経)では、

偶然が生む驚きと楽しみを女性がSNSで発信。

来店者の7割以上が女性

クレーンゲームと違って必ずモノが手に入るのが良い

かつての衝動買いから目的買いに変わった

カプセルトイ専門店

20~30代の大人の女性をターゲット

平均価格を割り出すと21年は302円だったが、23年は347円と15%上がった

300円が販売価格の中心だったが、原材料高も加わり400円に移行しつつある

日本カプセルトイ協会(名古屋市)

日本ガチャガチャ協会(東京・中央)

21年から最高で2500円の商品を扱える自販機を展開

米国発祥のカプセルトイが日本に導入された1965年当時、価格は10円だった。

などとあります。


どれにしようか迷いに迷う。

これだと、大げさながらも、心に決める。

大事な百円玉を、数個も投資する。

半ば禱りながらも、

ガチャリと廻す。

少し力を籠める。

そこには、百円玉を数個も投資した、小さな冒険が始まる。

ゴト(コト)と、出てきてくれる。

開けるのがもどかしくも、

急いで開けたくない気持ちも、

織り交ぜた、

ワクワク感。

開けてみるまで、

なにがでるか、中身が解からない。


途中ながらも、

ここらあたりが、

ガチャガチャ(カプセルトイ)の最大の魅力では と、僕は思っている。

出てきてくれてからの、喜びや落胆は、その次 かな。


たぶん、

しばらく しばらく 相当しばらく

50年以上の歴史があるそうなガチャガチャということですが、

40年以上前の10代を最後に、自分で、ガチャガチャを買っていない。

そんな僕の体験の上に書いているので、

大きな見当違いも含んでいるような。


でも、

最も大きなキーワードは「ワクワク感」ではないか。

そこには、小さな「非日常」がある。

朝昼晩と定型的な日常に縛られることが多いのは、男性よりも女性のほうだと思っている。

だから、小さな冒険ができるカプセルトイの来店者の7割以上が女性。


呼ばれている名前からも、そのことが窺える。

なんで、「カプセルトイ」を、

「ガチャガチャ」と呼ぶのか。

それは、その行為を行うときの「ワクワク感」の最高潮に至る時、

自分が命じた肉体(手の)の動きにより結果をもたらそうとする、

まさにその時のその音が、

「ガチャ」と いっているから。

中身は 見えないけれど、わからないけれど、

出たときには、すでに、結果は出ているけれど。


だから、

形はカプセルに入っているトイのままでありながら、

人々は「ガチャガチャ」の名前を共有し理解する。


それに、

落胆の場合であっても、最低限と言うか、既に持っているものと同じであったとしても、何も手にしないことにはならず、なにかを手にすることはできる。

少し、心の、滑り落ちを止めてくれる。

それが、

もう一回やってみようか。

それとも、別の。

そんな勇気も出てくる。


「ガチャガチャの森」直営店に行ってみたくなりました。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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