一昨日の大雨。
朝、バイト通勤のために早く出発したものの、
いつもの地域高規格道路は、通行止め。
在来の元の一桁国道の峠道は、至るところで、山側からの側溝を溢れた濁流が大きく横断。
雪ではないけれども、
こんな時は、駆動輪を4輪として、水深を伺いつつ、慎重に通過。
峠道から下を見ると、通行止めになっている地域高規格道路の一部が水没していて、その中に車両が止まっており、そこに行こうとしているのか、峠道の途中に、救急車両が停車していて、隊員さんが2名、どうしたら至れるのか、どうして近づこうか、徒歩なのか、でも、ストレッチャーを降ろされているので、至れる道があるのやら、
などと、思いながら、申し訳なくも、通り過ぎさせていただきました。
なんとか、就業時刻には間に合いました。
「塩分こす膜 飲める「海水」へ」(2023.7.2読売)では、
地球の水のうち97.5%は海水
2.5%は淡水だが、多くは北極・南極の氷だったり地中深くにあったりして、
実際に使えるのは0.01%にすぎない。
海水から塩分を取り除き、淡水に変える技術
「蒸発法」と「逆浸透法」の二つに大別
逆浸透法は、水分子が通過できる、直径1ナノ・メートル(ナノは10億分の1)より小さい微細な穴が開いた「逆浸透膜(RO膜)」を使う。
水分子はRO膜を通るが、塩分は通ることができない。
昨年はアラブ首長国連邦(UAE)の大型の海水淡水化プラントで同社(東レ)のRO膜が採用された
などとありましたが、
海を水源とする雨。
地球の自然は、「蒸発法」で海水から淡水を当たり前のように作る。
周囲を海で囲まれた島国は、季節により、風向きが変わっても、
風上に、暖かい表面温度を持つ海があれば、水分が風下の地上に落ちてくる。
窒素と酸素が、その構成をほぼ占める空気と呼ばれる気体の動きはとても気まぐれ。
水蒸気と呼ぶ水分を取り込み、右に左に、遠くまで、運び、落としていく。
あの峠道の道路横断をしていた濁流の水量は、
地球の淡水が0.01%のなかで、
さらにナノが使えるほど 分の1 なのだろうなあ。
自然の普通の前で、ヒトの個体はとても小さいもの。
梅雨の末期は、停滞前線に、西からの湿った空気の流入が大きく、
豪雨災害が起こりやすい。
上下動を繰り返しながら、停滞しているような前線も、しだいに、北上していく。
このあたりの実質的な梅雨明けは近い。
さあ、明日の日曜日は、晴れの予報。何しようかなあ。
(本日も、曇りのち晴れの予報ですが、バイトなので。)
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」