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建前(おもしー377)

先日、自宅のはす向かいあたりで、建前されていました。

図書館の帰りに、歩車道の縁石に足を置いて、自転車にまたがったまま、少し見学。

パインと呼んだ方がいいような松の強い香り。

控えめな杉材の香り。

それ以外の材もあるのかもしれませんが、

木造軸組工法です。

杉材は柱で、松は梁。

クレーンで頭上高く上げられた、たくましそうな梁材が、

す、すー、と、半分ぐらいまで、吸い込まれ、その後に、掛矢 (カケヤ)で叩かれて、沈み込んでいく。

乾燥されている材で、正確にプレカットされているのでしょう。

最初の辺りの、す、すー、が、印象的でした。

掛矢の叩きも数回で済んでいる。

大工さんの技術も高いのでしょう。

その後は、ボルトナットで固定されていた模様。

木組みで嵌めることは、あまりないような。

そんな感じの、今どきの木造建築。

でも、たぶん、耐震性能も、相当高いのでしょう。


町内会はお隣となりますが、

ご近所ということになりますので、

施主の方には、よろしくお付き合いお願いいたします。


有難いことなのでしょう。

長いこと空き地であった場所に、

(使われていた記憶がないので、半世紀以上は、だいたい空き地で、

柿の実を取ったり、ボール遊びをしたり、ヤギが繋がれていたり、

酒蔵の大きな木桶が並んでいたり、していた土地に、)

新築される方があるなんて。


ありのままでいられる家を持っている人は、心が安定していると言われています。

どうか、

施主の方が、「心のパンツ」を脱げる家でくつろいでいいただけますよう、

よく知らないお方のようですけれども、

そう願っています。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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