先日、自宅のはす向かいあたりで、建前されていました。
図書館の帰りに、歩車道の縁石に足を置いて、自転車にまたがったまま、少し見学。
パインと呼んだ方がいいような松の強い香り。
控えめな杉材の香り。
それ以外の材もあるのかもしれませんが、
木造軸組工法です。
杉材は柱で、松は梁。
クレーンで頭上高く上げられた、たくましそうな梁材が、
す、すー、と、半分ぐらいまで、吸い込まれ、その後に、掛矢 (カケヤ)で叩かれて、沈み込んでいく。
乾燥されている材で、正確にプレカットされているのでしょう。
最初の辺りの、す、すー、が、印象的でした。
掛矢の叩きも数回で済んでいる。
大工さんの技術も高いのでしょう。
その後は、ボルトナットで固定されていた模様。
木組みで嵌めることは、あまりないような。
そんな感じの、今どきの木造建築。
でも、たぶん、耐震性能も、相当高いのでしょう。
町内会はお隣となりますが、
ご近所ということになりますので、
施主の方には、よろしくお付き合いお願いいたします。
有難いことなのでしょう。
長いこと空き地であった場所に、
(使われていた記憶がないので、半世紀以上は、だいたい空き地で、
柿の実を取ったり、ボール遊びをしたり、ヤギが繋がれていたり、
酒蔵の大きな木桶が並んでいたり、していた土地に、)
新築される方があるなんて。
ありのままでいられる家を持っている人は、心が安定していると言われています。
どうか、
施主の方が、「心のパンツ」を脱げる家でくつろいでいいただけますよう、
よく知らないお方のようですけれども、
そう願っています。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」
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