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本来の人生(おもしー380)

「突然の精巣がん、幸せ一転」(2023.7.22日経の向きあう)では、

つい2ケ月前までは順調だった。

米国留学 やりがいのある仕事 2人の子どもに恵まれ 100㌔マラソン

毎日が本当に幸せだった。

厳しい抗がん剤治療のため入院は3~6カ月になるという。

どんどん本来の人生から離れていく。

などとありました。


けがなどで断念なされたことも含めて、

順風満帆の時ばかりではなかったろうとも、拝察しつつ、

それでも、

疑問に思う 本来の人生 という言葉。


本来の人生って、何だろう。

僕にとって、何が、どういうことが、本来の人生と呼べるのだろうか。

そんなものは無い。

そう思う。


有るとするならば、

やりたいことをやれて、本人にとって、その時に意義が有り、仮に、苦しくとも、楽しい時を過ごすことができる人生。

そんなところか。

そういう意味でお使いになられているのかもしれません。


今日、明日のことは、

何となく、スケジュールに記載しているようなことを、たぶん、するのだろうけれど、

明後日以降のことは、ぼんやりのなか。


摘出手術から3日後、検査の結果、がんが腹部、肺、首に転移

感じたことがない本当の恐怖が降りかかった。

とも 記載されておられます。


死を実感するとき、それまでの、自分の歩みが、吹き飛んでいく。

そんな感覚になることは、確実にあるだろう。


本日現在で、僕には、そのような宣告がされたことはない。

でも、明後日には、有るかもね。

無いよ。

そんなことは、ただの慰め。

それも含めて、包含しつつの、今日を過ごすこととなる。

(本日を全うするかどうかはわかりませんが。)

さあ。バイトにバイクで行きますよ。暑いけどね。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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