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「数十年に1度」?(おもしー430)

そうだろそうだろ、ソースだろ。


「特別警報 運用10年で25回」(2023.9.9読売)では、

この10年間で発表された25回(8日午後8時現在)のうち、

大雨特別警報は24回で、

残る1回は大雨は出ず、暴風・波浪・高潮の同時発表だった。

特別警報は、 梅雨前線や台風の影響を受けやすい西日本に集中。

都道府県別では福岡6回、長崎5回、佐賀4回の順に多く

これらの地域では数十年に1度のはずの大雨が何度も起きている

増加傾向にあるのは温暖化の影響とみられ

などとありました。


この「数十年に1度」という表現が、

「これまでの数十年に1度」ということなら、それでも理解できます。

しかし、

「これからの数十年に1度」ということになると、おかしいとなってしまう。

それだけ、人々は、気候の変化、災害時の激甚度の高まりに危機感を持っている。

と 感じている。


「特別警報」が、むやみとは言わないけれども、頻発発表なされていないか。

10年間に6度も発表があった県では、またかと受け止めかねない。

なにが、「数十年に1度」なのか、説得力はあるのか。

災害の被害を受けられた方の辛さに想いを馳せつつも、

予報する立場の気象庁さんにも、

どうすればもっとよくなるのかとの思いはあるのだろう。


特別警報のほとんどが大雨だけれども、

この列島における地球温暖化のこの10年ぐらいの影響の大きなものは大雨と思っていいのかも。

これからの10年だってそのように思う。

だったら、

やはり、洪水のことについて、より認識を深めなくては。

関連:水没危険地域 そこまで考えたら家が買えない(おもしー409)

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)


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