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「ノマドの世紀」(おもしー440)

20世紀梨を皮ごと食べた。

ジューシーで美味しい。

しかし、この梨は、青いうちに食べないとシャリシャリ感がなくなり、ぼてっとしてしまって、幼いころから食している者としては、もういらない。

また、皮をむくと興ざめ。


今年は、2023年なので、21世紀。

この世紀は、終わってみればどのように表されるのだろう。


「「ノマドの世紀」生き延びる戦術」(2023.9.16朝日の書評)では、

書名:気候崩壊後の人類大移動

著者:ガイア・ヴィンス

が、紹介されていて、

本書は 過酷な「ノマドの世紀」を人類全体で生き延びるための戦術を、気候テックを含めて具体的に記している。

と されています。


21世紀中は、

仮に、温暖化ガスの排出が幾分抑制できたとしても、

20世紀に比して、人にとって暑い世紀になるのだろう。

と 思わざるを得ません。


日本列島ではどうなのか。

縄文と呼ばれる時代があり、今より数度気温が高く、縄文海進があり、

遺跡が残っている。

つまり、数度気温が高かった時代でも、日本列島と呼ばれる島にヒトは住んでいた。

しかし、遺跡の場所は、東北や北海道が中心のような。

列島内でも、居住場所の移動があったのかも。

朝鮮半島経由で渡来してきた大陸人が、列島の西側に上陸しつつも、

その、縄文の時期は、ノマド(遊牧民)のように、居住地の選択をしてきたのだろうか。


頼みの食糧生産も、

「農家が8割減る日」(2023.9.18日経)では、

今のままでは2050年に国産農作物は・・・

ホウレンソウは消滅 コメは6割減 ダイコンは半減

などとあります。

農家さんの減少が書かれているのですが、

人が農業を廃業する理由のなかには、農作物適地の北方移動が確実に含まれていると思っている。

人だって北方移動。それを日本のノマドと言い始めるのかもしれません。

たぶん、20世紀梨は、その頃、この地での生産は困難になっているのでは。


もう一口、食べれるうちに食しておこう。

頂き物で、梨も、幼いころから買って食べたことが無いありがたい暮らし。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)


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