• 記事検索
RSS

12人のうち11人が泣きやんだ(おもしー482)

エンジンの鼓動は、どうして、ヒトを惹きつけるのか。

それを利用したひとつの製品が現れました。


「NSXエンジンが母の音?」(2023.10.28読売)では、

「NSX」のエンジン音が流れる自動車形のぬいぐるみを28日に発売

「スポーツカーに乗ると赤ちゃんが泣きやむ」

ホンダの社員が30以上の車のエンジン音を検証し、

NSXの独特の重低音が、胎内音の周波数に最も近いことを突き止めた。

実験では、赤ちゃん12人のうち11人が泣きやんだという。

などとありました。


NSXのエンジンならば、V型6気筒で約3000ccのことだろうか。

正直、どのような重低音なのかよくわからない。

身近に存在していたこともないし。

ただ、

それにしても、

実験なされたのだから、たぶんその意図するところは達成されているような。


オートバイエンジンでも、

例えば、

僕の愛車だって、V型4気筒約800ccなので、

何か似たようなところもあるような。

低速時のドコドコ感や、トンネル内の共鳴やパルス感も心地よい。

人様に迷惑ないろいろなバイクの排気音も、

運転されている人にとっては、母の胎内の記憶を思い出させるものがあったりして。

それぞれのヒトの、それぞれの母の胎内が、似たようでありながらも違っているであろうように。

現在までのヒトは、たぶんすべてが、胎内での経験を持つと思っている。

スポーツカーやオートバイのエンジン音に魅せられる人は、

なにか、僕も含めて、幼児性も感じられる部分があったりして、

そこもまた、いいという人もいたりする中で、

何を求めて、そんな音に引きつけられるのだろうか。

EVが普及することの妨げとまでは言えなくとも、

内燃機関搭載車両は、しぶとく生き残るように思うなあ。

4輪にしても2輪にしても、

次の僕の車両購入までは、まだまだ、期間が多く残っていると思いたいけれども、

その時、どんな車両を選ぶのだろう。

(いつまでも運転していると思っているのだろうね。)

それとも、そのNSXのぬいぐるみを買ってもらって、安眠(永眠?)しているのだろうか。

税込み8250円だそうです。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)


コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):