デジタル通貨の管理費用と比較するとどうなのだろう。
そう感じました。
1枚の紙片を1万円の価値があるとして流通させている経済。
デジタルの表示を1万円の価値があるとして運用するシステム。
実態が乏しく発行体の信用に依拠するところは、根本的には、何が違うのだろう。
同じようなものだな。
「新紙幣、製造費13%高く」(2023.11.9日経)では、
23年度の「銀行券製造費」は619億円を見込んでいる。
計30億3000万枚の紙幣を製造する予定で、原価は約20.4円になる。
繊維が長く耐久性に優れるミツマタが、1879年以降使われている。
国産の割合は22年度で9.9%にとどまる。実に9割(84トン)が海外産だ。
22年度の国産ミツマタの調達価格は1キログラム当たり3820円。
輸入品は同1980円と、48%安い。ネパールや中国から流入している。
などとありました。
ミツマタは徳島県や岡山県で栽培されてきたようですが、
農家の減少とともに、生産量も減少なされている様子。
温暖化で、
ミツマタの同じ産地での栽培も難しくなってきているのではとも思う。
栽培や苗作りが難しい植物ともありました。
ネパールにも生えていたのであれば、
例えば、長野県とか、福島県あたりの気候がミツマタにはどうなのだろう。
僕の財布を見てみると、
(金種は1万円札が1枚、千円札が4枚でした。)
5枚ありましたので、100円ほどしか入っていないようなもの。
(そうか、こんなものに100円も費やしているのか。)
最近あまり利用していないなあ。
なにか、生活するにあたってのお守りのような感じ。
では、この1週間で、何に紙幣を使ったのだろう。
思い出せない。
紙幣の力も、仮の力、権りの力、で、泡沫のように思う。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)