それ自体は、喜ばしきことなのですが。
トヨタ自動車とホンダ、スズキ、マツダの純利益が過去最高となった。
と
「自動車大手、最高益相次ぐ」(2023.11.10朝日)にありました。
しかも、
7面の下のほうで、下の広告の上、
紙面を占めている面積も何か小さいなあ。
利益トップの会社の24年3月期の純利益見通しは、なんと、4兆円近く(3兆9500億円)であります。
しかも、
各社が為替の想定を従来の1ドル=125~130円から
1ドル=140円前後に見直し
ともありますので、
もっと円安が進んでいる151円台の今日この頃の相場を反映し、
そして、
解決不能に思える巨大すぎる負の遺産にがんじがらめの円安政策で更なる下落が見込まれる(僕の予想)なかで、
もっともっと大きな純利益が各社に与えられることとなるのでしょう。
勿論、それぞれの会社の自助努力には敬意を持っていますけれど。
円安。
物価高。
一般人は買い物に困る。
そんな中での、過去最高益を手放しで喜べる人がどれほどあるのか。
そんな会社の今年の年末あたりに支給されることとなるボーナスさんは大きな桁になるのでしょう。
それだけで、僕のアルバイトの年収以上なのだろうなあと拗ねた気持ちになる。
たしかに、それらの会社における来年の春闘と呼ばれる賃上げ・ベースアップはそれなりの数字が躍るのかもしれない。
それをもって、円安政策の微の修正のようなことも行われるのかもしれない。
なにか、根本的ではないなあ。
匙加減が難しい?
難しくした張本人様は人前で語っておられますよ。
ともかく、
記事の扱いが小さすぎる。
何故に、こんなに小さな扱いなのか。
事実は事実として、国民に大きく示すべきだ。
それが新聞の果たすべき役割です。
1面トップでいいと僕は思っています。
だって、過去最高益ですよ。
ひとつの会社で4兆円ですよ。
なにを影響力の小さな政権に慮(おもんばか)っているのか。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)