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どうにでもなる。(おもしー508)

思い出したなあ。

どうにでもなる との発言。


(1974年11月20日の天声人語が2023.11.20朝日)に掲載されていて、

そのなかで、

「国税庁が政治家の差しがねでどうにでもなる役所だとわかったら、

税金を払うヤツなんていなくなる」

とありました。


市長村長が自ら賦課する市町村税は、税法はどうであれ、どうにでもなる。

都道府県知事が 云々。

そんなことになれば、

払うヤツはいなくなるから、

あったとしても、

守秘義務などに阻まれて、闇の中。

でも、確実に耳にした。

やる気を一気に失わせる。


続く近くに配された記事では

ニクソン氏については11月1日、自分にたてつく国税庁の幹部らを追い出したが、自分の脱税に対する内部告発を抑えることはできなかった。

正当な内部告発を、公益通報とも呼びます。

内部の構造的な不正が外部からより見えにくくなっている現代、その意義はより大きくなっています。

などとあります。


そのとおりながら、

何かとてつもなくむなしい響き。

公益通報だってさ。

意義は大きくなっていても、

その現実は、どこにどんなことがあるのかよくわからない顕微鏡的世界ではないの?

自らを公にして、あってはならぬことだと、主張していながら、

芸能界の、いわゆるJ問題は、日本社会から無視し続けられていた。

公にしていたって、無視をする社会。

あらためて、正当な内部通報は、公益通報だってさ。

とてもむなしい。

当たり前のことがどこでも通らない。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)


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