ざる。
笊。
(そう呼ばれる笊が気の毒に思えるほど。笊には何の罪もなし。)
駄々洩れ。
「免税品、国内で転売か」(2023.11.29朝日)では、
免税販売手続きは21年10月に完全電子化された。
22年度に出国した人の免税品の購入額
100万~1千万円の人が5万1726人、
1千万~1億円が1838人、
1億円以上が374人だった。
1億円以上の人の合計購入額は1704億円にのぼり、1人平均4.5億円となる。
1億円以上の購入者のうち57人に検査を実施。
免税品の持ち出しが確認できたのは1人
不正があった56人に対しては、消費税を払わせる「賦課決定」をしたが、納付したのは1人のみ。残りの55人、計18.5億円分が滞納となっている。
などとありました。
こんなことなら、
もう、消費税なんて払わないぞ。
そう決意を固めるものの、
そうもいかない日常。
もう、免税など止めてしまえ。
そう考えるものの、少数派なのか。
こんなこと、今に始まったことじゃないだろうに、
「来年にかけて課題を洗い出して」?
ばっかじゃないの。
1億円以上の374人のうちで検査をしたのは57人?
15%強。
日本国は阿呆にされているなあ。
書かれていない100万円未満だって、
アルバイト感覚で国内転売の割合が高くない?
検査していない人もほとんどは不正を行っているとしか思えない。
示されている滞納金額なんて、実質のうちのほんの一部。
しかも、
滞納とされているけれど、
税務当局さん、徴収できないのでしょお?
不能欠損(あきらめる)となるのでしょう。
それでも税務当局さんに大きな罪はありません。
あるのは、制度不作為のお国様。
どうすれば、このばかばかしさの憂さを晴らすことができるのだろうか。
ふるさと納税の外国版はないし、
タックスヘイブン((Tax Haven)直訳で「税金(Tax)避難所(Haven)」)も、
そんなことできないか。
せめて、納付一時預かりでもできないかなあ。
動かないお国が、きちんと不作為を解消すれば納付します。
それまで供託しておきますなどと。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」