ロシアはインドなど制裁に加わらない国向けに振り向けて輸出総量を維持するものの、制裁で国際価格から値引きされるようになった。
ロシア側は制裁を逃れ高値で原油を売りさばこうと、100隻以上の老朽タンカーをかき集め、「影の船団」を築いているとされる。
などと
「ロシア石油収入2割減 制裁1年、効果なお限定的」(2023.12.15日経)にありました。
それでは、
「影の船団」の行き先はどこ?
そこには制裁を免れて高値で買ってくれる相手がいる?
それらの商取引を強制的に停止させる手段は軍事力以外にはないのでしょう。
でも、
当面を凌ぐために、背に腹は替えられない国々や地域は、あまりに当然のように存在する。
だから、仮に、軍事力を行使したとしてもその場しのぎとなる。
そして、
始めることはたやすいものの、終結させることはいかに困難なことか。
なにごともそうだと、あらゆる方面から言われている。
戦争開始と終戦。公共事業の開始と中止。結婚と離婚。
それにしても、
何割か収入減になったとしても、
資源大国は動き続けるなあ。
人類にとって、本当の善は何なんだろう。
少なくとも、これから百年先を鑑みて、
より良いと思われることはどういうことなのだろう。
「影の船団」の行き先は人工衛星を使っている人々は知っているに違いない。
矛盾するかもしれませんが、
その乗組員さんに大洋の荒波が厳しさを増さないように願います。
なにせ、老朽しているとのことですので。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」
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