ごまの風味はとても好き。
おそらく、嫌いな方は少数派では。
「ごま輸入価格 最高値」(2023.12.19日経)に、
ごま油 日本は原料のごまのほぼ全量を輸入に頼る。
日本は2022年時点で年間約18万トンのごまを食品や搾油用の原料として輸入している。
輸入価格は直近10月時点で1トンあたり29万円。
世界のごまの年間生産量およそ500万~600万トン程度のうち、輸出に回るのは200万~300万トン程度。
これまではそのうち150万トン程度をスーダンやナイジェリアなどのアフリカ諸国が輸出してきた。
アフリカではごまの自国消費はほとんどなく、専ら外貨獲得源として生産されている
より換金性が高い農作物が栽培可能であればシフトが起きやすい
中国の輸入量は100万トン程度と、日本の輸入量の約5倍まで膨らんだ。
などとありました。
自国消費がほとんどない?
そうなんですか。
アフリカの大陸の
有名なエジプトの南で、紅海を挟んでサウジアラビアの西側に位置するスーダン。
ナイル川の水脈を利用して耕作されているのかな。
南側が大西洋に接し大陸の西側とされるナイジェリア。
チョコレートを連想するガーナの東側。
ごまは太陽の恵みがある場所での栽培が適しているように思える。
自宅裏でも暑い夏に大きく育っていた。
着く虫の、丸々と大きく太っていて、いかにごまが栄養たっぷりかを示している様だった。
そんなごまの栽培を、アフリカの、たぶん女性の手が多くかかっているのではと思われますが、
(収穫・乾燥・種取、畑の後始末など、結構面倒。)
そうですか、
食されないのですか。
耕作なされている方々に、なにか、申し訳ないないような。
ほぼ全量を輸入に頼る?
これも、そうなんですか。
幼いころは、近所のどこのご家庭でも、収穫し、枝ごと乾燥させるために束ねが日光に当てるように軒先などに並べられていたのになあ。
1トンのごまは想像できないけれど、
それが、最高値として29万円であるとか。
1トンのごまを収穫するための労力は、ほとんどの日本人にとって相当計り知れない。
いったい、どれほどの耕作面積が必要で、水利や、労力、そして気象条件。
日本国内での栽培なら、
つまり、国産ごまなら、
どうだろう、10倍?100倍?の値段になる?
有難く、今日の朝も自前のでたらめどんぶりにかけて食しますが、
なにか、躊躇して、かける量を少なくしてしまいそうな。
そんなことをおもってしまいました。
「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)