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タンパク質の変性と白内障(おもしー531)

そうか。

わかったぞ。

タンパク質の変性なんだ。

加齢などと、

雲を掴むような自らの行いではどうしようもないことのようにごまかして、

わかりにくく表現していてもダメだなあ。


「目の濁り 50代も約半数 白内障の予防と治療」(2023.12.23日経のカラダづくり)では、

加齢などに伴い構成成分のタンパク質が変性して濁ってくる。

50代の約半数に濁りが見られる。

80代以上はほぼ全員が白内障になっている。

アトピー性皮膚炎や糖尿病の人は年齢を問わず発症しやすい

白内障の根治治療は今のところ手術のみ。

手術は国内で年間160万件行われ 20分程度で終わり日帰り可能。

多焦点レンズは遠く・中間・近くにピントが合う3焦点など

見え方の質(鮮明度)は短焦点レンズに劣る。

などとありました。


なぜ、

透明な水晶体が濁るのか。

読んでいて、それの原因のひとつにはメイラード反応があると直感した。

試しに、

「白内障 メイラード反応」で検索すると

日本白内障学会のページに直行した。

詳しくは同HPの水晶体の基礎研究などを参照願います。

その一部ですが。

「メイラード反応による修飾物および架橋産物が、加齢に伴い生体内の蛋白質中で蓄積することが知られています。」

とありました。


白内障になってしまう大きな要因として、

加齢によるというのではなく、

長年の糖とアミノ酸の反応物の摂取が大きな原因のひとつであると何故に言わない。

そりゃあ言えないわなあ。

糖や加熱食品を摂取することは現生人類にとってあまりにも日常そのもの。

糖尿病の人は発症しやすい?

そんな不充分な表現は不適切。

80代以上はほぼ全員が白内障になっているといっておられるではありませんか。

そういう日常生活を行っているのだから、

それまで生きていれば確実に発症しますよと現実を書かれればいい。


マイヤール(英語読みではメイラード)さんが

アミノ酸と糖の反応を分析したところ、タンパク質を含む食品は140度程度になると、複雑な反応が始まることがわかった

「料理の科学大図鑑」(発行所河出書房新社)のなかの

加熱した食品は、なぜおいしい?

のページにありました。


そうなんです。

メイラード反応した物質は味と風味が増して美味しいんだなあ。

ヒトはその魔力に勝てない。

人類は、火を手に入れ、それを用いて調理をするとは、温かさや消化に良いとの効用もあるけれど、その反応物質を得るためと言っても大きな間違いはないと思う。

ヒト以外の生き物は、通常の食で、そんなものは食していない。

(もっとも、生殖可能体年齢を大きく越えて生き続けているわけではないものの)


65歳の今のところ、

本年の健診でも視力に異常はないようだし、

症状としての、

目のかすみ、二重三重に見えるということもよくわからない。

車の運転では、眩しさもあり、薄い色の偏光サングラスを常用していますが、

気付いていなくても、やはり、いくらかの白濁があるのかもしれません。


なるべく生に近い状態で食したいなあ。

糖やローストしたものが少し怖い。

悪いほうの影響を与えられるのは目だけじゃないと思っています。

そんなことをおもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


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