• 記事検索
RSS

冷や水、なんだけれども(おもしー582)

年寄りの冷や水、

そう自分でも思うし言われればそのとおりなんだけれども、

楽しかった。


空手の寒稽古に参加させていただいたのです。

3年目となる習い事。

コロナ禍も落ち着いたので、今年は寒稽古をします。海に入ります。

えー!!!どうしようかー。


昨日の荒れた天候から一変した雲のない晴天の日曜日。

朝は零下に冷えていたものの、徐々に気温も上がってきた。

とはいえ海から渡ってくる風は、

濡れるので道着と褌(ふんどし)だけを着用した隙間だらけで、肌に直接、上も下も遠慮なしにあたってくる。


きれいな砂浜の海岸で海に向かって正座し、訓を参加者で力強く唱する。

このあたりから、よしやるぞとの機運が増す。

突きや蹴り、外や内の受け等の基本、いくつかの型(徐々に海の中に入っていく)、相手を交代しつつの組手、自由組手(膝を折っている姿勢の腰下あたりの水深ながらも、波がきて体が動かされる)、あっというまの下半身びしょぬれの時の間だった。

海水はぬるく感じたほどだったなあ。

終了後は、温泉に浸かり昼食を共に食べる。


こんなこともうできないかもしれないと、いい機会だから、褌を締めて参加した。

20代のころに地元の麒麟獅子舞いをさせていただいたときに、初めて身につけたさらし一本で捩じったりして締める褌。

普段の緊張感のない生活を引き締めるように、心身ともに引き締めて、今年もいい年にしましょうか。

今のところ持病など無く、薬は飲んでいない。

何とか負荷を体に与えて免疫を活性化させようとする。

そんなことで体調を整えながら今年を過ごし、来年も開催されるようなら、参加できたらと思う寒稽古でした。先生や皆様、ありがとうございました。

(690文字)

(新聞投稿したもので、没になったようです。)

そんなことを1カ月前におもってしまいました。

「おもし=新聞記事などを読んで、おもってしまったことです。)」


コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):